『まんぷく』第16回感想

のび太です。

『まんぷく』第16回の感想です。

萬平は留置所の中でご飯を食べるようになりました。尋問にあたっている憲兵のうち一人だけやけに萬平を犯人と決め付けたい人がいますが、上官は証拠がないとしてそれを許しません。

鈴は相変わらず福子の気持ちに対して理解がなく、変な人を好きになってしまったと嘆いては克子の家に愚痴を言いに行っています。今日は咲が夢に出てきて「福子は立花さんのことを好きになったと勘違いしているのよ。」「私はお母さんの味方よ」と言ってましたが、それを咲の意思であるかのように福子に伝えています。しかしそんな鈴に対して忠彦が、私たちは福ちゃんの味方ですとぴしゃり。鈴は意気消沈します。

ホテルでは大阪商工会議所の会議があるようで、福子は商工会議所の会長なら萬平を救い出せるのではないかと考え会長に近づきます。初めは福子を相手にしていなかった会長ですが、萬平は大阪の為に必要な人物だとアピールするとその訴えに耳を傾け始めました。そこにちょうど世良が入ってきます。世良も理由は違えど会長に近づきたいと思っているのでした。

憲兵との交渉役も福子が勧めるままに決めようとした会長、そこに世良が割って入ります。昨日は萬平のことを「もうどうでもええ」と言っていたのに、今日はまた「立花君はラーメン一緒に食うた親友」だということで交渉役を横取り。会長に自分の存在をアピールします。

会長に取り入りたい一心でやる気を出した世良、まずは苦手な加地谷の様子を覗います。前回もそうでしたが加地谷は萬平がいなくなったことを残念に思っていません。おかしいと感じた世良。続いて、加地谷がまだホテルにいる隙に理想工作社へ行き、事務所の青年を問い詰めます。

留置所では萬平と一緒に捉えられていた強面のおじさんが釈放されることになりました。部屋のボスのような雰囲気だしてましたが、留置所なので長くいても数週間なんですよね。この人、あとあと萬平の協力者としてまた出てきそうです。

以上があらすじ。ここからは感想です。

萬平の処罰を急ぎたい憲兵、有名ではない役者さんが演じるにしては顔のアップが多いのでキーマンなんだろうと推測できます。おそらく真犯人を知っているのでは。本当は萬平が犯人ではないことを知っているが、このまま萬平が犯人に仕立て上げられた方が都合がいいので必死になっている。むしろこの人自身、横流しにかかわっているのでは。

最近、鈴の独りよがりが目に余るようになってきていました。良い母親とは思えない言動が多いですが、そろそろ誰かが一喝しないと嫌われキャラになってしまうと思っていたところに忠彦です。うちのしずかちゃんは忠彦が言うんじゃないかと予想していました。今までもそういう顔してたし、この辺で活躍しないといけないということで。

忠彦と克子から「武士の娘は関係ない」と言われて鈴はこの表情です。なんでそこまで言われなきゃいけないのかしらという感じです。

視聴者への鈴へのフラストレーションの溜め具合と忠彦のそろそろ出番かな感、ちょうどよかったです。

萬平とラーメン食べた仲と言ったりラーメン食べただけと言ったり、一つのことを裏表両面でとらえて話す世良は面白いです。最初に登場した頃からの調子のいいキャラという印象付けかたも自然でした。その言動に振り回される福子ですが、今日は一転萬平と親友だと言う世良にこの顔で「え゛~~~~」。

竹ノ原(事務所の青年)も萬平が横流しをしていないだけでなく他の事も何か知っていそうです。これから突き止めるのかと思ってましたが、既に加地谷が犯人だと分かっているのかも。自分もそれに関わってしまっているから言えないとか。いずれにせよ金曜か土曜には結論が出ることでしょう。

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