『まんぷく』第22回感想

のび太です。

『まんぷく』第22回の感想です。

昨日の放送で武士のプライドを前面に出して存在感を出そうとしていた鈴ですが、今日は直接的に自分が家長であると勝手に宣言しました。福子は萬平が家長だと言い返しますが、萬平はその争いに興味がなく、散歩に出ました。

川沿いを歩く萬平。川では子供たちが魚とりに悪戦苦闘しています。ひらめいた萬平は家から電線を持ってきて電柱でごにょごにょ。昨日は勝手に家に電気を引いてきた萬平ですが、今日は川で勝手に電気を使っています。そして電気の通った電線を木の枝に巻き付けて川にぼちょん。魚が感電して浮いてきます。それをゴザで受けて一網打尽。

電線を自分でつなげて使えるようにしてしまうのはさすがですが、電線を川に直接突っ込んで魚を感電させるという漁法は、かなり危ないです。電線に触れるのも川に電気を流すのも命の危険を伴います。川に流した電気は遠くまで届かないんでしょうが、岩の陰に釣り人がいたらとか、危なすぎます。現代なら間違いなく逮捕案件です。

まあでも、これで子供たちのハートをがっちり掴んだ萬平はちょっとした有名人になりそう。鈴は川魚は嫌いだと言ってましたが、焼いた魚を食べて手のひら返し。「新鮮な川魚は好きやの~」。嫌いだと言ったのは意地悪からでしょう。家長を争う萬平だから意地悪言ったのでしょうか。鈴のキャラ設定、まだまだ謎が多いです。

鈴の機嫌が直ってよかったですが、そこへ町の人がやってきて川に電気を流しちゃいかんと注意されてしまいました。まあ、そうですよね。当然です。でも萬平は謝りませんでした。「僕は謝らない。謝る理由がない」と言い切りますが、いやあるやろってみんな思ってます。

福子は初めから床に頭がつくくらい謝ってますが、鈴もやってきて謝罪します。「よそ者が勝手なことをしてはいけないのよ。」と、さっきまで武士のプライド振りかざしてたのにここは腰が低いです。萬平がしたことだからでしょうか。自分の傲慢さは棚に上げて家長争いをしている萬平の落ち度を強調するために町の人に同調したのか。

このあたりはキャラ設定に沿って描かれているのか、場当たり的に進んでいるのか、よく分かりません。とりあえずこれまでのところ、鈴はけっこう「やな奴」です。

電気を勝手に家に引いたことも咎められましたが、そこは家族一丸となって「見逃してください」。まあこれは、電気代払ってればいいのではと思います。この疎開ライフ、どのくらい続くのでしょうか。

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