区の無料の家事代行サービスを利用しました

しずかです。

私たちの住んでいる区では、産前産後支援事業の一環で、母子手帳と一緒に、家事代行サービスが無料で3回(2時間/回)受けられるチケットを配布しています。

私たちは近々、区外に引っ越す予定があるため、担当者の方に相談したところ、せっかくなので在住の間にぜひ使いきってくださいとのことでした。チケットをもらってから引っ越しまでのタイムリミットはたった2か月。私はこれまで家事代行サービスを使ったことがなかったので、どんなことをしてくれるのか調べるところからスタートしました。家事代行の主なサービスとは、食事作り、買い物、掃除、洗濯、子どもの世話などだそうです。食事づくりといっても下ごしらえだけで、食材の買い出しはやってもらえなかったり、実際に炒めたり焼いたりの調理はやってもらえなかったりと、業者によって色々と違いがあるようです。

このチケットを利用するには、どの業者でもいいわけではなく、区からもらった一覧のリストにある35社から選ぶ形になっています。どの業者がどんなサービスを提供しているかが一目で分かるよう、星取表で見やすくまとまっていたのは選びやすくてよかったです。ただ、サービスの質までは分からないので、当たりはずれを気にする方は、ネットに口コミ情報がないか事前に確認した方がいいと思います。色々検討して、業者が決まれば、それぞれの業者ホームページで申し込みをするか、直接電話をして予約を取ります。あとは当日を待つのみ、来てくれたスタッフの方にチケットを手渡すだけで、アンケートの記入などの面倒な事後処理はありません。チケットの使用期限は産前から産後1年後までで、妊娠中でも赤ちゃんが生まれてからでも、いつでも利用可能というものでした。

私たちの場合は、まだ赤ちゃんが生まれていないですし、おなかも大きくなっていないので、食事と掃除くらいしかお願いしたいことがありません。しかも2か月の間に3回頼むことになるので、掃除1回、食事2回にすることにしました。掃除に関しては、うちは新しいマンションなので汚れがひどいところは特になく、風呂、トイレ、キッチンの普段の掃除では落とせない汚れを落としてもらおうと思いました。が、ホームページの注意書きを見ると、「水垢は落とせません」という記述があったりして、じゃあ他に何をしてくれるんだろう、、と思いました。毎日なりふり構わず赤ちゃんの世話をしていて、通常レベルの家事ができない家庭向けのサービスなのかもしれません。

ということで、うちは引っ越し直前に来てもらって、できるだけ綺麗にこのマンションから出ていくことにしました。掃除は8月末、食事はいつでもという条件で予約を取ることにしました。

ぜんぜん予約が取れない!

区の無料の家事代行サービスを受けるため、いろんな業者に問い合わせましたが、何度も断られてしまいました。

「食事作り、翌月中いつでも、時間指定なし」の条件なのですぐに決まると思っていたのに、こんなに断られるとは驚きました。まず電話がつながらない。今はどこも大変な人手不足らしく、3か月前に予約しないと希望通りには取れないみたいです。近年の家政婦ブームも影響しているんでしょうか。テレビの特集で「伝説の家政婦」と呼ばれる、元シェフで3時間で24品を作る方を見ましたが、彼女は完全なプロでしたね。

もちろん今回そこまでのレベルは期待していませんが、2時間で10品以上のお料理を作ってくれたという口コミを見つけて、第一希望をその業者さんにしていたのですが、予約の壁に撃沈しました。キャンセル待ちもしましたが結局だめでした。他の口コミが良かった業者も次々、撃沈。リストにはやさしい響きのネーミングの業者名がズラリ並んでいるので、おそらく区の協賛ということもあり、NPOの延長のような小さなところばかりなのかもしれません。電話がつながらないのも、電話番さえいないのかも。次も人手不足で断られることを懸念して、今度は規模が大きそうな業者さんにアタックしてみることにしました。狙うは電話番号がフリーダイヤルのところ。その狙いが当たって、あっさり翌週の予約が取れました。ついでに8月末の掃除の予約も取りました。こんなことになるなら、チケットをもらったときにすぐ動きはじめればよかったと後悔していたところだったので、予約が取れた時はほっとしました。

続きます。

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