『まんぷく』第7回感想

のび太です。

『まんぷく』第7回の感想です。

ホテルにやってきていきなり「つきあっていただけませんか!?」と言った萬平、「忘れてください!」と慌てて立ち去ってしまいました。萬平が福子に気があるのは見ていれば分かることですが、戦争が始まったこととどう関係しているのかが気になります。

福子が家に帰ると母がねずみをなんとかしてと大騒ぎ。「ぎゃー!!」というシーン、2回繰り返したの面白かったです。こういうのも一工夫ですよね。

咲の体調がまだよくないと克子から聞いた母。結婚してから風邪をひくことが多くなったと思っているらしく、真一にこき使われているのではと疑う。そんなに印象悪いのか。お盆と正月に挨拶に来たりするだろうに、そのすべてで真一はムスッと仏頂面してるのかな。福子は話題を変えようとしたのか、唐突に「この梅干ししょっぱい」と言います。

「あなたの結婚相手は、私が見つけるわ!」と母。狙い通り話題は変わったけど、福子にとってはより悪い話題に。まだいいと言う福子に対し、「誰か良い人いるの?」と勘のいい母。「この梅干し、しょっぱいけどおいしい」と今度は話題を変えるだけでなく褒めてもちあげようとしている?「私に隠れて・・・福子!?」と、さっきから通用してません。

今朝福子に告白してその日一日まったく仕事に身が入っていない萬平、帰りにおでんの屋台で一人酒。そこへ偶然やってきたのは世良でした。偶然、なのか?

「仕事の帰り?」

「はい」

「僕もや~」

「よう来るんか?この屋台」

「初めてです。」

「僕もや~、縁があるんやなぁ僕らは。」

と、聞いておいて「僕もや~」と答えるので萬平の返事がどちらでも合わせられる会話ですね。この辺は営業に慣れている世良のわざ。演技がくどいのかそういうキャラなのか今は判断付きませんが、世良は本当に萬平の技術を高く評価していて、なんとかして自分のところで萬平の作った製品を売りたいようです。そこに熱心なのは好感持てます。

「自信家なんですね、世良さんは」

「世良さんはやめよや。君の方が年上なんやから。」

それならまずあんたが「立花君」をやめーや(笑) でも世良はこういうキャラなんでしょうね。

急に結婚の話になり、好きな人ができたらどうしたらいいのかと相談する萬平。世良は「押して押して押しまくれ」と的確かどうか分からないアドバイスをします。「そ、それは世良さんだから」と言うときの萬平の表情、いいです。

咲のお見舞いへ行ったあと克子の家に行く福子。克子はおしめを替えているようですがここで初めて克子の子どもたち4人全員が映りました。

以前に3人映ってから3年経っていて、もう一人生まれています。赤ん坊は男の子ですね。あとでアップが映りましたが、この男の子は3年前は長男役でした。今は次男役のようです。長女、次女、長男はみな変わったようで、あのぽーっとしてかわいかった子はもう出ないようです。残念。

忠彦の絵はたまには売れているそうですが、売れる絵は描きたくないそうで、克子の家は大変そうです。でも子供は4人いていつも明るい。稼ぎはいいけど子どもがいなくて静かな咲と真一の家庭とは対照的です。対照的に描いているんでしょうね。

さっそく福子に縁談がやってきます。相手は銀行員。母は乗り気です。押し切られそうな福子。

克子は咲が病院に行かなくていいのかと心配していますが、咲が大丈夫と言っていると答える福子。福子が咲から聞いていたのか分かりませんが、真一はちゃんと咲を病院に連れて行ったようです。でもまだよくならない咲を心配して、さらに別の病院へ行った方がよいのではと言います。

一度は「忘れてください」と言った萬平、早朝にもう一度ホテルで待ち伏せしてへやってきて「あれは本気です」と福子に伝えました。これは世良からのアドバイスを真に受けてがんばってみたんでしょうね。萬平は加地谷ほど世良のことを悪く思っていないようです。「僕と付き合ってください。結婚を前提に。」と押す萬平。ホテルの従業員がじろじろ見ている中でのことです。目をきょろきょろさせたり首を傾けたりして少し考えた後、福子が、とぼけた顔で、

「はい。」

意外な即答に萬平も一瞬戸惑います。

喜んでいいのか、なんのか、事態を飲み込めないでいる萬平の表情、これもよかったです。

その後すぐに二人は笑顔になりましたが、今日はまだ月曜日。このまますんなりいくはずがありませんね。

安藤サクラがよく顔を手で覆うしぐさをします。驚いたり考えがまとまらないときにやっているようですが、あれが幼さを表現しているとしずかちゃんが教えてくれました。幼さというのは役者としてという意味ではなく、福子の子どもっぽさをあのしぐさで表しているということです。福子は手で顔を覆うといっても単に覆うだけでなく実際に手を当てて顔をぐちゃぐちゃにしてみせます。あれは化粧をしていないからできることだと。化粧をしていたら化粧が落ちてしまうし手に化粧品がついてしまうので、大人の女性は普通しないそうです。なるほど~。

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