メギド72 メインストーリー7章67

つゆいりです。

7章67です。

魚型幻獣の背後にはやはりアジト的なものがあるようです。中にいるメギドが慌てています。少なくともウィチセの軍団とは仲が悪いようで、まあリヴァイアサンの一味なんでしょうね。とりあえず偵察に出てくるようです。

それはそれとして、ソロモンたちはメギドラルに浮いてるような岩について話しています。実際に岩が浮いてるようです。動力はフォトン。ヴァイガルドにもフォトンはあるがあとから流れ込んだものであり、メギドラルに比べたらまだ新しいエネルギーであって枯渇した場合の影響度がまったく違うのだと。

襲ってきた幻獣を撃退してけしかけてきたメギドに話を聞きます。指輪のこと、他の仲間のこと、リヴァイアサンのこと、それらを聞き出そうとしたのですがメギド体になって逃げられました。でまた話が逸れるんですが、幻獣を配下において使うなんて馴染みがないと言い出します。ベルフェゴールはそんなの当たり前の戦術だと言いますが、比較的新しい概念のようです。

なぜ概念が変わってきたのか。ベルフェゴールおじさんによるとマグナ・レギオがそう仕向けているからだそうです。増えすぎた幻獣をたくさん消費できるようにと。それは幻獣だけでなくメギドも同じで、フォトンを消費する生物として増えすぎた分を減らしたいという点では両者に違いはないと言います。

幻獣を駆除することはメギドラルのフォトンを維持するために必要なこと、という共通認識がメギドたちの中でも一般化していますが、まさか自分たちメギドも「駆除」の対象であるとは想像していなかったようです。「メギドは戦争が好きな生物であり、だからこそ物事を決定するに戦争を手段として選んできた」と皆認識していたのだと思いますが、実はそれはマグナ・レギオから意図的に広められた価値観でしかなかった、ということですね。もしくは、戦争を好む生物であるという点についてはマグナ・レギオの仕込みではなく生物としての本能であるか。

とにかくマグナ・レギオはそのために設立されたものとのことですが、他のメギドはそれを知りませんでした。

口外してはならない秘密だったようです。

さてそうこうしているうちに敵が態勢を整えて襲ってきます。また3方向から攻められてはひとたまりもないと困っていたら、召喚された魚が落ちた岩へ向かって移動し始めました。それを見たソロモンが、岩を背にして迎え撃つことを提案します。今の地点から岩まで移動すれば3方向を1方向にまとめることができる、ということでしょうか。

場面変わって4頭会議です。ジニマルが道化戦争について明かしています。やはりベルフェゴールの推察通りでした。ジニマルがソロモンの動向をウィチセにリークし、ウェパルと遭遇するよう仕向けたのでした。道化戦争とは、総長が変わったばかりで内外どちらに対しても求心力も低下している罵美優蛇にとって戦果を挙げている振りをするための最適な策であり、ジニマル率いる「アビスピアーズ」も罵美優蛇に牙の内海を守らせるためにそれに協力するメリットがあった。しかしこの均衡は22年前のガープ追放によって崩れてしまったとのことです。フォルマウスの4冥王が弱体化しただけでなく、ガープの追放を止められなかったウィチセに対して不信感を抱かせることになったことが原因だとウィチセ自身が語っています。おそらくウィチセにはどうしようもなかったことなのでしょう。マグナ・レギオは意図せず罵美優蛇とアビスピアーズの勢力バランスを崩壊させ、道化戦争を終わらせることになった。「戦果」を挙げることができなくなった罵美優蛇は発言力も低下し、牙の内海を守ることもできなくなった…。

しかしジニマルにも変化が訪れます。ガープがソロモンと行動を共にし、アマイモンとも和解。フォルネウスの4冥王はソロモンを媒介として再び終結することになりました。そして今度はソロモンがマグナ・レギオに議席を持つ存在に。ウィチセを疑ったようにここでもソロモンを疑うのか。ソロモンは議席を持ちながら公然と中央に歯向かう存在です。ジニマルはそこに可能性を感じたと言います。

現体制の崩壊、つまり革命ですね。アマイモンもそこにメギドラルの未来を見ていると。聞けばそれはメギドラルにとっても初めてのことではないそうです。かつては大罪同盟が勢力を奮っていたいたし、マグナ・レギオ自体旧体制「アルス・ノヴァ」から移行されたものだとサルガタナスは言います。アルス・ノヴァと言えばベリアルがソロモン王を誕生させるために使用した血統ですね。

ただしこれは全員を救える策ではない。適応できる者が生き残り、そうでない者が葬られる生存競争。基準が新しくなるだけでそれ自体はマグナ・レギオが行っていることと同じ。ゆえに、誰(どの陣営)を残し誰を切るのか覚悟を決めて対処していく必要がある。合理的かつ残酷なこの選択を(お人よしの)ソロモンに託すことはできないため、ここで秘密裏に集まっているということでした。

場面戻ってソロモンたちですが、よく見ると岩を魚が覆っているようです。岩ではなく何かを隠しているのでしょう。何かというよりリヴァイアサンですね。

やはりリヴァイアサンでした。しかし化石になっているようです。

話はまた4頭会議へ。ウェパルがウィチセにソロモンを襲った理由をたずねます。ですがウィチセの答えを待たずにリヴァイアサンの話題に移ります。ウィチセも居場所を知らず、雲隠れしたと言ってます。更に副総長だったカイルの話へ。罵美優蛇はカイル率いる部隊とウィチセが率いる部隊へと分裂したとのこと。リヴァイアサン不在という隙を突いて中央からの傀儡としてウィチセが送り込まれ、それに従わない者が離反した。

しかしウィチセは中央からの指示通り罵美優蛇を乗っ取ることが自分の目的ではないと言います。仮にカイルが総長に昇格していれば中央からの総攻撃を受けて罵美優蛇は壊滅していた。しかしリヴァイアサンの生死は不明な状態であり、もし罵美優蛇を壊滅させたことがリヴァイアサンの耳に入ったらどんな事態になるか分からない。そこでマグナ・レギオは罵美優蛇の壊滅ではなく支配を選択し、ウィチセはその役に名乗りを上げてやって来た。なのにカイルの離反により罵美優蛇はさらに弱体化してしまったため、ジニマルに道化戦争を持ちかけた。ソロモンを襲ったのはウェパルを殺すためであり、その理由は結果的に海を守れなかった恨みや怒りによるものだが、他にリヴァイアサンを引き出すことも目的だったとウィチセは続けます。リヴァイアサンを見つけて倒すことで罵美優蛇の権威を取り戻し、ハルマゲドン後のフォトン配分を増やして失われた海を回復させる。それがウィチセの望みだそうです。

要するにここにいる4人は全員牙の内海を守りたかったし、失われた今となっては回復させたいと考えているわけですね。

ここでサルガタナスがあることに気付きます。牙の内海から失われた水量と、ヴァイガルドに落とされた水量が合わない。メギドラルからどのくらい失われたのか目視で確認することはできませんが、話を聞いてる限りではかなり減ったようです。ソロモンたちはここが少し前まで海であったことに気付かなかったわけですから。一方でヴァイガルドに被害はあったものの、街が沈んだりするほどではありませんでした。海の水はどこへ消えたのか…。

陣地のあった地点近くでパイモンがブネたちと合流しました。そこにイポス、バルバトス、バラムもいます。軍団長レベルが揃っていること、加えてモラクスも残っていることから、ブネはソロモンの身に何かがありメギドを召喚できない状態なのではと考えているようです。携帯フォトンもまだあるので、このまま反転して罵美優蛇と戦うことになりました。ただしバルバトスは陣地へ戻って状況を共有します。

ソロモンは化石化していると見えるリヴァイアサンの前で召喚を試みていますが、やはり出てくるのは魚だけ。群がっている魚すべてをいっぺんに召喚してみるつもりだったようですが、失敗でした。そこへカイルが襲い掛かってきます。彼らはソロモンたちがリヴァイアサンの「亡骸」に魂を入れようとしているのではないかと思い、それを阻止するために攻勢に出たのでした。

カイルは暫定総長と名乗りました。ソロモンのこともメギド72のことも知らず、理術研究所の部隊だと思っていました。中央のウィチセと分裂し牙の内海にこもっているため新しい情報が入ってこないのでしょう。ただ話せるやつ感はあります。そこで突然地面が抜けてみな落ちていきました。

ここで67は終了です。

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