のび太です。
10月にデスクトップパソコンを買いました。今までプライベートではノートパソコンを使っていたので、デスクトップに合わせてモニターやキーボードも新調する必要があり、大いに悩みました。モニターは単純に性能と価格のバランスが問題でしたが、キーボード選びはその何倍も複雑で苦労しました。実際にいくつか触って試したのでそれぞれの所感をここに記録しておきます。
ここで紹介するのは以下のキーボードです。
- NuPhy Air75 V3(blush nano軸)
- Lofree Flow Lite JIS
- FMV Comfort Keyboard KB800
- Logicool K295 サイレント ワイヤレス キーボード
- ELECOM TK-FBP100
- UGREEN K551
- EWIN ワイヤレスキーボード 100992
- Logicool PEBBLE KEYS 2 K380S
- iClever DK02
- Logicool MX KEYS mini
- Keychron B1 Pro
- ELECOM TK-TM10BPBK “Slint”
◆キーボードに求める要件
私の作業環境はいささか特異で、まず今回買ったデスクトップPCの他に職場で貸与されたノートPCがあります。ノートは13型で画面が大きくないため、デスクトップと併せて買った27型のモニターに外部出力して使います。モニターはWQHDなので見える範囲が13型ノートより2倍以上広くなります。この際ノートPCは閉じて脇に置いておきます。よってキーボードも外部入力が必要になり、デスクトップと併せて1台で済むように複数のデバイスと接続できるものを求めています。
単に複数のデバイスと接続できるBluetoothキーボードならたくさんあるんですが、職場から貸与されているノートPCはシンクラで、セキュリティ上Bluetoothの使用が禁止されています。よってノートPC用に2.4GHz無線での接続ができ、かつデスクトップ用にBluetoothで接続できるものが必要です。
他にもキーの配列や静音性など色々検討することがあり、まとめると
- 2.4GHzとBluetoothの両立
- JIS配列
- 十字キーが逆T字型
- テンキーレス
- エンターやバックスペースの右側にキーがないこと
- スペースの右に3つ、左に5つキーがあること
- キーボードの幅が13型ノートPCと同じくらいであること
- うるさくないこと
- 長時間タイピングしやすいこと
といった感じですが、これだけ要件があるとある程度絞れてきます。特に上記の1と8で大きく絞られます。
◆メカニカル、メンブレン、パンタグラフ
「うるさくないこと」を条件に入れた時点でメカニカルはほぼ全滅します。メカニカルで静音だとうたってる製品はたくさんありますが、あくまで「メカニカルにしては」でしかありません。コトコトだろうがスコスコだろうがほぼ全部うるさいです。例外的に静かだなと感じたのは以下の二つです。
NuPhy Air75 V3(blush nano軸) Amazonで見る
このキーボードは並のパンタグラフ式よりずっと静かにタイピングできます。ただしキーの配置がめちゃくちゃなのでタイプミス多発しそうです。エンターの右にHomeとかあるし、十字キーが他のキーの間に埋もれているのでタイプミスを誘発するでしょう。さらにFnキーがスペースの右側にあり、どうしようもないです。キーの配置はパソコン側である程度いじれますが、Fnキーはその対象外になっていることが多く対処できません。価格は3万円弱。
JIS配列版にはVoidという軸が採用されており、これによって打鍵音を大幅に抑えています。こちらも並のパンタグラフ式より静かで音はまったく問題にならないレベルです。ただやはりキーの配置がめちゃめちゃなので不採用。価格は2万円前後。
基本的にメカニカルはタイピングに向いてないと思っています。キーストロークが深いせいで1打1打の労力が大きいし時間もかかります。ゲーマーの人たちは底打ちせず「押した」と判定されるギリギリを攻めるらしいですが、タイピングでそこを攻めてるとタイプミスが続出するでしょう。
静音性にだけこだわればメンブレン式でいいのがいくつかあります。
FMV Comfort Keyboard KB800 Amazonで見る
静音仕様のメンブレンだけあって打鍵音は静かです。スペースキーのみちょっとカチャカチャするかな、という印象です。実際キーキャプ外した画像がないし店頭で外すわけにもいかなかったので、純粋なメンブレンかパンタグラフかは確認できませんでした。キーの配置も標準的で問題ないです。私は十字キーの左隣り二つをhomeとendに変えたいので、Fnキーがそこにないのも好感持てます。ただ打鍵感は好みによります。やや硬い。そして私としてはテンキーがついてるので不採用です。価格は1万円前後。
Logicool K295 サイレント ワイヤレス キーボード Amazonで見る
これも静音をうたってるだけあって静かでした。ただテンキーついてるしBluetoothもないので全然マッチしませんでした。価格は3200円ほど。Logicoolはスイスの会社ですがJIS配列のキーボードもたくさん売り出しています。ただキー配列に癖があるものが多く私は好みではありません(後で紹介します)。似たような名前でLogitechというブランドもあります。これはLogicoolの海外での名称で、Logicoolは日本専用の名前であり、製品に違いはないとのことです。日本にはロジテックという名前の会社が既に存在していたことから、Logicoolというブランド名で販売することになったそうです。
私が求めている2.4GHz無線とBluetoothの両立はパンタグラフ式と相性が良いようです。Bluetoothだけで3台接続できるものも珍しくない中、2.4GHzを兼ね備えているのは様々なデバイスと接続したいという事情を考慮してのものです。パソコン、タブレット、スマホにつなぐキーボードを1台で賄うという想定なので、家の中でも場所を変えて使ったり、あるいは外へ持ち出したりするわけです。そうすると軽くて薄いもの、となりパンタグラフ式になるわけです。
ということでここからはパンタグラフ式キーボードの紹介です。厳密にいうとパンタグラフ式はメンブレンの一種であり、かつ正式にはシザースイッチと呼ばれるそうです。シザー、はさみですね。
ELECOM TK-FBP100 Amazonで見る
実は最初に買ったのがこのエレコム製キーボードでした。キー配列について概ね問題なく、打鍵音も気になりませんでした(特別静かということではなく一般的な打鍵音です)。価格は3500円ほど。
このキーボードはよく見ると右上のキーの幅が狭くなっています。これを嫌う人もいますが、私は好きです。使用頻度の低いキーの幅を狭くすることでキーボード全体の幅を狭めています。こうすることでエンターキーやバックスペースキーに楽に指が届くことになります。キーの幅を均等にしてこれを実現するとキーすべての幅(キーピッチと言います)を狭くしなければならず、打ちにくくなります。
ただこのキーボードはBluetooth専用でした。職場から貸与されているシンクラがBluetooth禁止と気付かずこれを買ったので、接続できないと分かりがっかりしました。また使う前に手放したので気付きませんでしたが変換キーがNとMの間にあるのも私には不都合です。ここから私のキーボード沼が始まりました。
UGREEN K551 Amazonで見る
完璧なキー配列、2.4GHz無線+Bluetooth、まさに私が求めているキーボードでした。でも購入してみて分かったことが2点。
-
- 打鍵音めちゃめちゃうるさい。特にエンターとスペースキー。ガコガコ響くような音がする。
- キーピッチが19mmでやや広い。
キーピッチ19mmは標準的なサイズです。かつ一部のキーが細くなっているので全体の幅もやや小さくなっています。それでも貸与されたノートPCより1cmほど大きいものでした。1cm違うとけっこうタイプミスしてしまいます。ただそれよりも打鍵音の大きさが問題でした。音がキーボードの中で反響しているような感じで自分の打鍵音に耐えられません。価格は4000円前後。
EWIN ワイヤレスキーボード 100992 Amazonで見る
こちらは矢印キーが逆T字になっていませんが、他のキー配列が理想的なので目をつむることにして買いました。音は静かというほどではないですがうるさくもなく、エレコムのTK-FBP100と同等です。パンタグラフ式にしてはストロークがやや深いです。押してる感じがある。ただしメカニカルと比較したら全然なのですぐ慣れると思います。これも買ってから気付いたことがいくつかあります。
-
- 充電式でバッテリーが70時間しかもたない。
- キーピッチ19.5mmで広め。そのためDeleteが遠い。Ctrl+Cもやや遠い。
- Alt+F4でウィンドウを閉じるにならない。
どれも耐え難いものでした。バッテリーに関しては普段充電しっぱなしでたまに持ち出すことを想定しているのかもしれません。バッテリーが小さい分軽くなっているはずなので、そこが気に入る人もいると思います。自分で測ったところでは300gでした。Alt+F4についてはキーのスキャンコードを自分で調べたところAltはAltとして認識されていたし、F4もF4として認識されていました。しかし同時に押すとただのF4として認識されてしまっていました。仕様ではなく初期不良だと思われます。価格は2500円前後。
Logicool PEBBLE KEYS 2 K380S Amazonで見る
これもLogicolの製品です。ボタンが丸いのでタイピングしにくそうに思えますが、実際打ってみると気になりません。むしろ角がない分タイプミスが減ったような気がしました。ただそういった機能性よりも見た目の可愛さを出すために作られた製品だと思います。打鍵音はこれまで見たパンタグラフ式の中で最も静かです。これは明確に差がついていました。静音性に関してはこれが一番だし、これで不満だとパンタグラフ式は諦めるか、キーボードの下に柔らかい素材を敷くしかないと思います。それくらい静かです。
電池式で、単4電池2本で3年もつとのことです。実際にはもっと短いでしょうが、予備で2本常備しておけばクリアできる問題です。キーピッチ18mmで理想的でした。ただUSB接続は2.4GHz無線ではなくLogi BoltというLogicoolの独自規格なため、シンクラに接続するには別途USB受信機を買う必要がありました。価格は本体が5000円前後、受信機が1200円。Logi BoltはBluetoothを応用した技術らしいですが、パソコンとしてはUSBとして認識するためBluetoothが殺されていても使用可能でした(事前に調べて買いました)。
できればこれを使い続けたかったんですが、2点問題がありました。
-
- 矢印キーの左がFnキーでEndに変えられない。
- 左シフトが長すぎてタイプミスを誘発する
キーの役割を変えるにはキーのスキャンコードをレジストリレベルで変換するタイプのアプリ(Change Key)やOSレベルで変換するアプリ(PowerToysのKeyboard Manager)を使えばいいんですが、どちらもFnキーには対応できないようです。K380Sには矢印とスペースの間に4つキーがあるので変換キーを残したままでもHomeとEndを割り当てることができるんですが、矢印の左にEndを置きたいのにそこにFnが居続けるとシンクラを直接タイプするときの操作感と大きくずれてしまいます。
また、左のShiftが長く、かつスペースキーが短いことによって変換キーがNの下に来ています。一般的なキーボードでは変換キーはNではなくMの下に位置します。変換キーで日本語、無変換キーで英数字にしたい私にとってこの配置は受け入れがたいものでした。こんな小さな問題が気になってしまう。それがキーボード沼です。
ちなみにK380Sの先代としてK380があります。こちらはLogi Bolt含むUSB端子での接続に対応していません。また、FnキーのロックがなくFnキーが常時便利ボタンと化しています。F5で画面更新したい場合は常にFn+F5にしなきゃならないということです。使い勝手が大幅に変わるのでK380S一択です。
iClever DK02 Amazonで見る
結論から言うと現在これを使用しています。静音性については特筆するものはありません。EWINの100992と同等です。カチャカチャします。しかしキー配列はまさに完璧。キーピッチ18mmでかつ一部のボタンが細くなっているので13型ノートとほぼ同じ幅に収まっています。画像を見て分かる通りキーの中心が少し窪んでいます。他にもこういうキーボードありますが、この窪みによってタイプしやすくなるなんてことはありません。メーカーはそう言いたいでしょうが、実際こんな窪みごときに合わせて指は滑りません。そんなに私の指は乾燥していないし、キーキャップもツルツルしていません。よって無意味です。
しかしながらキーボード沼の底は深く、このキーボードにも完全には満足していません。厳密にはキーボードのせいじゃないんですが、何かというとカタカナキーにHomeを割り当てるときの動作がおもわしくないのです。具体的にはPowerToysというアプリのKeyboardManagerという機能を使ってキーの割り当てを変換してるんですが、カタカナひらがなキーは特殊な動きをしているようで、AIによるとおそらく日本語IMEで重要な役割を担ってるからとのことでした。
-
- カタカナひらがなキー ⇒ Home
- 右Ctrl ⇒ End
単純なキー操作としてはこの設定どおり動くんですが、Shiftキーを組み合わせたときにカタカナひらがなキーがHomeの役割をせずカタカナひらがなキーに戻ってしまいます(「文頭まで選択」にならない)。IMEでの役割を全部消してもダメなのでユーザーでは消しきれない何かがあると思われます。Shift+右Ctrlはちゃんと「文末まで選択」になるので、一文選択したいときはHomeで文頭へ戻ってからShift+右Crtlとすることにします。ちなみに新調したデスクトップはChangeKeyというアプリを使用してレジストリで変換するようにしたのでうまく動きました。
これについてもエレコムのTK-FBP100のように矢印の左側にアプリケーションキーとCtrlが並んでいれば正常に動くだろうにと思ってしまいます。ただそうなるとスペースキーが狭くなる可能性があるので一長一短であり、もう調べ尽くした感があるのでこれを使っています。価格は4000円ほど。
それとごく稀に同じキーを2回押したと判定されることがあります。「っという」感じで文頭に促音が入ったりします。頻度が低いので目をつむっています。私のタイピングが自分でも気づかないくらい速いのかもしれませんし(なわけない)。
この他にパンタグラフキーボードを探すと必ず出くわす2つの製品についても実際に触った感じを記載しておきます。
言わずと知れたMX KEYS miniです。王道のキーピッチ19mm、逆T字の矢印キー、スペースの右側に3つ、左側に5つの汎用的配置、万能的なキーボードです。ただし同じLogicool製のK380Sと同様、USB接続するにはLogi Boltの受信機が必要です。本体の価格は1万5000円前後。静音性は特別高いわけではありません。私はK380Sの方が静かだと思いました。特にMX KEYS miniのエンターキーとスペースキーのカチャカチャ音はやや気になるレベルです。
この画像の通り、MX KEYS miniとK380Sは背面の構造に違いがあります。静音性は
-
- キーキャップが発する音
- 音の響き方
の二つで決まると思いますが、このどちらもK380Sの方がわずかに静かだと思います。薄ければ薄いほど音を吸収する余地がなくなるということなので、私としては薄型キーボードで静音性を極めるのは不可能なんだろうと結論付けています。
ただMX KEYS miniもうるさいとうことはありません。他のキーボードと比較したら静かな方です。私は次の点が気になって購入しませんでした。
-
- キーピッチ19mmは私には大きすぎる
- スペースキーが大きすぎて変換キーがMと,の間に位置している
- K380Sと比較して費用対効果が悪い
価格の差は機能差ではなく素材の差だと思われます。MX KEYS miniの外装にはグラファイトが使用されており、K380Sの単純なプラスティックと比較して見た目の重厚感を出しています。また、内部に金属板が敷かれているそうです。キーの配置やキーキャップの形(□か〇か)にも違いがあるため、好みに合う方を選べばよいと思います。人によって評価ポイントが異なるので、「価格が高い方が品質がよい」ということではありません。
LogicoolのMX KEYS miniによく似たキーボードですがいくつか異なる点があります。
-
- 2.4GHz無線とBluetoothの切り替えが物理ボタンで不便(変更可能っぽい)
- Fnキーがスペースの右側にしかない
- 矢印キーが逆T字ではない
- 全部のキーに対してスキャンコードの割り当てを変更することができる
見た目が似ていて価格が7000円前後とMX KEYS miniの半額程度なのでMX KEYS miniの廉価版と言われることがありますが、実態は全然違います。こちらはキーの再割り当てこそ真骨頂であり、それを目当てに買うべき商品であると言えます。これはどういうことかと言うと、上で述べたキーの役割変更をレジストリでもOSでもなくキーボード側で制御できるということです。レジストリやOSはあくまでパソコン側の設定であるため、パソコンそれぞれにおいて設定が必要です。しかしこのB1 Proはキーボードのマイクロコンピュータ側の制御を変えられるので、パソコン側は設定不要となります。キーボード自体のスキャンコードを変えられるため、パソコン側では制御不可能なFnキーも自由に変更可能です。この製品を持っていなくてもKeychronのWebサイトでデモモードが使えるため、紹介しておきます。
Demo Modeから入って左側のKeymapをクリックすればOKです。
MacとWindows用に2つずつレイヤーが用意されているようです。Fnキーを押した場合とそうでない場合で切り替えるということですね。キー配列がJISになってないし右端にナビゲーションキーがあるのはデモ画面だからだと思います。すごいのは2.4GHzボタンとかBluetoothボタンもあることです。基本的にこのキーボードは物理的なスイッチで接続を切り替えるんですが、キーマッピングをカスタマイズすることで切り替えスイッチも作ることができそうです。
ただ私は実機で試していないので興味ある方はご自身でよく確認してください。
一方でカスタマイズでもどうにもならない部分があります。それが最下段の物理ボタンの数と、矢印キーです。いくらキーの割り当てが自由でも物理ボタンがなければ割り当てられません。標準的なWindowsのキーボードだとスペースキーの左に5つ、右に3つで8つ必要ですが、B1 Proには7つしかキーがありません。よってどれかがあぶれることになります。特に左側のキーが危機的状況です。変換・無変換でIMEのオンオフしない人は無変換キーをあきらめることでCtrl、Fn、Windwos、Altを並べることができます。他にはCaps lockにCtrlを割り当てて左端をFnとするパターンもあるようです。
矢印キーが逆T字でないのはどうしようもありませんので、こういった物理的なキー配列を許容できる人には非常にいい製品だと思います。MX KEYS miniとは勝負している領域が全く異なるので、比べるのは意味のないことだと思います。
静音性については特筆するものはありません。K380Sの方が静かですし、B1 Proが特別うるさいということもありません。私はMX KEYS miniのカチャカチャ感よりB1 Proの方がましだと思っています。キーキャップは19mmでMX KEYS miniと同じです。私には大きすぎます。
比較は無意味と言いつつも、比較したい方はたくさんいると思うので比較動画のリンク置いておきます。打鍵音についても比較されています。
ELECOM TK-TM10BPBK “Slint” Amazonで見る
最後にもう一つ紹介しておきます。エレコムのSlint(スリント)です。これは2.4GHzに対応していないしキーピッチ19mmで私には大きいので選択肢に入らなかったんですが、キー配列が私の理想に近いです。左キーの左にPrtScrとCtrlが並んでいます。K380SはここにFnがあったのでキーの割り当て変換に不都合が生じていましたが、このキーボードならそれも解消できます。キーピッチもう少し狭ければ最高なんですが、そうすると最下段に9つキーを並べるのも難しくなるのでそこは二律背反なんだろうと思います。
静音性についてもこのSlintはいい線いっていました。私が触った中ではLogicoolのK380Sに次いでよかったです。
ただこのSlintには注意が必要です。上の画像は電池式の製品(TK-TM10BP)ですが、同じSlintという名前でバッテリー式の製品(TK-TM15BP)もあります。違うのは電池かバッテリーかだけでなく、キーボードの大きさがまったく違います。バッテリー式はタブレット用として発売されており、カバーも付属しているんですが、それ故にかなり小さい製品となっています。
![]() |
![]() |
左の画像が電池式、右の画像がバッテリー式です。バッテリー式はキーピッチ17.2mmなのでかなり狭いです。10インチのタブレットを想定していると考えられます。タイピングには向かないし私も実機を触っておらず静音性も確認していません。同じ名前の製品ですが全くの別物となっていますのでご注意ください。
私が今回触ったキーボードは以上になります。沼から脱しきれたわけではないので、主にパンタグラフ式になりますが、今後またいい物が見つかれば紹介していきたいと思います。




















コメント