のび太です。
『半分、青い。』第154回の感想です。
昨日は子供のいじめについて、そして今日は震災で大切な人を失くした方への心の解決策がバシッと提示されました。北川先生のご高説、ありがたや~。
ってなるかい!!
ナンデャネェン!!∑ヾ(o`д´o)ノ
昨日に続いてこれも言いたかったんだろうなー。これを言えば被災者の心が癒えると思ったんだろうなー。
「死んでしまった人たちがいなくなってまったわけやない。ここにおる。」
「私らは生と死のはざまに生きとる。やがて死ぬ。今は生きている。それだけ。生まれたことも死ぬことも特別なことやない。生まれたことがめでたくて死ぬことが悲しいってのは乱暴。」
前半のはまだいいとしても、後半のは誰がどこから言ってんのとしか思わない。このセリフは、半年間のドラマのメインテーマとしてここに至るまでを丁寧に描いていたら心に響いたかもしれない。でもそんなシーン皆無だった。ドタバタ騒ぎを繰り返しただけの半年間の最後にちょっといい風なこと言われても、「あんたに何が分かる」としか思わない。それに病気で家族を亡くすのと、家族が地震に遭い津波にさらわれるのは全然違うことなんじゃないかな。理由が分かっていて向き合う時間もあった人と、何の前触れもなく急に奪われるのが同じとは思えないし、後者には「こうしていればよかった、ああしてあげればよかった」という思いもあると思う。そういう人の気持ちを今日のセリフで一律動かせると思っているとしたら、この脚本家、スズメそのものだなと思う。
それとこれは昨日の放送だけど、
「私たちにできるのは、昨日と同じように今日を生きることだ。私たちは立ち止まっちゃいけない。前に進まないと。仕事をするよ!!」
って小西真奈美に言わせるのもおかしかった。被災者が言うのは分かるけど東京で少し停電して電車が止まっただけの人が言ったって、「あぁ、あなたはすぐ普通の生活に戻れていいね」ってしかならないと思う。
あとこれは展開と関係ないことだけど、工場の若いにーちゃん、『セトウツミ』にも出ていたし最近他のドラマでもよく見る。吉村界人という人。人気あるのかな。演技うまいとは思うけど、癖があってなんで色々出てるのか分からない。これも誰かのバーターかと思ったけどそうでもないみたい。これの他には『GIVER 復習の贈与者』、『健康で文化的な最低限度の生活』にも出ているのを見た。どれも金髪でやんちゃ?な役柄。正直もうお腹いっぱい。