のび太です。
『半分、青い。』第121回の感想です。
今日ものっけからいきなりのとんでも設定発動です。律は「愛し方が分からない人」なんですって。今までそれ知ってる人いた?てか、そんなことを思わせる描写あったっけ?いきなりにも程があるでしょ。親から愛されずに育った子供がそうなるなら分かる。でも律は全然違うよね。親からたくさん愛情もらいながら育ってきたよね。それにもうみんな自体忘れてしまったと思うけど、清という女の子と付き合ってたよね。彼女を大事にするために、幼馴染のスズメときっぱり決別した。清のことが大事だってみんな分かったし、律は彼女のことが好きなんだって思ったよね。それがここへきて急に「愛し方が分からない」って。
例えば清とどうなったか全然描かれてないけど、彼女と別れた理由が律にあって、その「愛し方が分からない」せいだったならこの設定も飲み込めるけど、全然そんなシーンないのに、いつもの誰かに説明させるシーンもないのに、いきなりそんなこと言われてもまったく入ってこないわ。
「律君は奥さんの不機嫌の理由をなんとなく分かっていました。」
というナレーションで見てる人はみんな思ったはず。律が奥さんと離れている間にスズメが律に近づいたからだって。そうでしょ?この直前にスズメからの律宛ての電話を奥さんがとって怒ったんだから、ここでそう思わない人いないよね。
なのにここから
「愛が足らないのです。」
とナレーションが続く。え、まあ、そうだよね。奥さん律を愛してる描写ないもんね。この二人には愛が足りないことにしたいのね。まあそうだろうね。と思った矢先、
「律君は、人をどうやって愛せばいいのか、分からないのです。」
いやいやおばあちゃん、廉子さん、それはないってば。無理っすそれは。
この取ってつけたような設定、これから何に利用するつもりなんだろう。律と奥さんを離婚させるための布石?けどそもそも奥さん律のこと愛してる設定だったっけ。会社の受付嬢でいい結婚相手探すために入社したようなことボクテに言われてたよね。律のことを好きだっていう描写があったのは清だけで、この名前も分からない奥さんは自分の都合だけで結婚を推し進めたという展開だったでしょ。
それにしても奥さんは性格悪いシーンばかり。イライラして子どもに当たる、子どもを褒めるのは100点取ったときだけ、旦那の実家は居心地悪いと吐き捨てる、旦那の親の体調より会社での出世競争や子どもの学力低下ばかり気にする。印象操作がひどい。女優さんかわいそう。
糸電話を使うと予想したお店の名前は、電話は電話でも携帯電話でした。子どもを騙して聞き出して、あっさりお店はオープン。花野もその場にいたけれどココンタとの会話でしか口にしていないはずの店名が家族全員に知れ渡っていて看板になったことに疑問を抱かないんだろうか。なんでこれ知ってるの?って思うんじゃないのかな普通は。こんな風にあっさり暴露されるならなんでこの店名を隠すどうでもいいシナリオ差し込んだんのかな。
そして今日は新キャラ登場。ブッチャーのお姉さん。演じているのは『花子とアン』の宇田川満代先生。健人とどうにかなりそうな展開ですが、どうでもいいです。
それにしても、このドラマは登場人物がみんな箇条書きで台詞を言う。すごく耳に障る。舞台が岐阜に移ってから余計や。このままでは岐阜の人はみんなこういうしゃべり方するんだと思われてまう。なんとかしてほしい。
と、スズメ風に書いてみました。よく毎日こんなに突っ込みどころあるなと自分でも思います。