出生前診断

のび太です。

4回目の健診で出生前診断について少し話を聞きました。僕たちはクワトロテストを受けようと思っています。15週目から受けられるということで、受けるかどうかだけでなく受けた場合にその結果をどのように受け止めるのか準備しておくようにとのことでした。

クワトロテストは費用が比較的安い(それでも20,000円くらいはする)のでまずはこれを受けようと考えていました。しかし先生にその結果を知った時どうするか考えておかないと、知ってから時間がない中で悩むことになると言われ、気持ちの整理をしておかなくてはならないと知りました。

クワトロテストは子どもが障害を持って生まれる確率を示すものです。例えば35歳の女性が出産する場合、子どもがダウン症を持って生まれてくる確率はおよそ300分の1となっています。それより確率が高ければ陽性、低ければ陰性という結果になります。ただし陽性か陰性かそのものが重要ではなく、その数値によってさらに羊水検査をするかどうかということが問題になってきます。精度が高いわけではないので、クワトロテストは参考にしかなりません。陽性、陰性、いずれにせよどのくらいの数値だったら羊水検査へ進むのか、それを考えておく必要があるのです。クワトロテストも羊水検査も実施から結果が出るまでに時間がかかり、最悪子どもを諦めるという結論に至った場合、その手続きが間に合うかという問題になります。日本では22週を過ぎていると堕胎ができなくなるためです。

これには色々な立場や意見があり、僕たちの考え方は批判を受けることもあると思いますが、自分たちで考えて自分たちの答えを出しました。僕たちは出生前診断をクワトロテストだけでなく羊水検査とセットだと考えます。「陽性だったら羊水検査どうしよう」ではなく、「陰性だった場合は羊水検査をしない。陽性だったら数値がどれだけであろうと羊水検査を行う」というのが現時点での結論です。

ちなみに羊水検査は20万円くらいかかるそうです。かなりの痛手となりますが、どうなるのか分からず不安なまま過ごすのも僕たちには耐えがたいことなので、こういう結論に至りました。

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