『まんぷく』第35回感想 割れるタカへの評価

のび太です。

『まんぷく』第35回の感想です。

まずはあらすじを。

重労働で早速疲弊しているヤングボーイズ。ご飯を取り合って喧嘩に。せっかく作ったご飯を台無しにされて鈴は心が折れて寝込みます。食事を作る側も人手が足りないということで、週末だけタカに来てもらうことに。男ばかりの仕事場に若い女性が来てボーイたちも張り切りだしました。

ここからは感想です。

予想できたこととはいえばてるのが早い若者たち。たしかに仕事はきついしご飯くらいしか楽しみがないのもつらいでしょうが、戦争で兵士だった頃よりはずっとましなのでは。国内にいるときはご飯をもっとまともに食べられたでしょうが、戦地に赴いてからはそうもいかなかったはず。みんな経験しているはずなのにそれとの比較はでてきませんね。

忠彦は絵が売れたようです。よかったですね。どれが売れたのでしょう。あの魚の絵でしょうか。鳥の絵はきれいで鮮やかでしたが、ただそれだけという感じもしました。魚の絵は一見ぎょっとするすごみがあります。人の心に響く可能性が高いのは後者かもしれませんね。

タカを演じているのは岸井ゆきのですが、かわいいとか美人とか言われるタイプの顔だちではなく、むしろ普通っぽさがいいところだと私は思っていました。ですが忠彦に言わせると「浮世離れした美人」ということになるようです。世俗にまみれた私には分からないはずでした。

一方で克子は忠彦の反応に対し「美人?」と言うし、福子も忠彦のことを「普通の人と違う見方をする」と言っています。タカはそういう役柄ってことで一致しているようですね。ただ克子は『ゲゲゲの女房』で背が高いことに驚かれて電柱と言われてなかったっけ。忠彦も身長180くらいありそう。それに比べてタカは小さ過ぎないでしょうか。まだ子供だから?だとしたら大人になったとき別の役者に代わるのかもしれませんね。

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