妊活

妊娠していると分かって待合室でお会計に呼ばれるのを待ちながら、色んなことを考えていました。特に、痛みへの恐怖を考えると、心臓がドッドッと音を立てて鳴りはじめました。

不正出血とおりものによるかゆみがあり、婦人科にかかることにしました。数年前に不正出血があったときに子宮頚管ポリープが見つかり、手術をしたことがありました。再発することがありますと言われていたので、今回もまたそれだろうと思いました。

私は基礎体温を測っていません。排卵検査薬も使っていません。そのため、どうやって排卵日を把握していたかというと、生理日を入力して周期を自動計算してくれるアプリに頼っていました。

ゴールデンウィークは彼がいろんなところに連れて行ってくれました。といっても、もともと体力がないので遠出はできません。前から行きたかったレストランのリストを彼に渡したら、それをひとつひとつ攻略するように、連日、連れて行ってくれました。その中にビュッフェが２回あったので、２キロほど太ってしまいました。

おそらく遺伝だと思いますが、妹も血流があまり良くない体質のようで、「足つぼマッサージにしばらく通っていたら血流は改善したけど、そのたびにお金がかかるので、最近は足つぼマットにしている」と言っているのを聞いて、私も真似してみることにしました。

自分の体質とは３０年来の付き合いなので、簡単に良くなることは期待していません。特にアレルギーは本当に厄介で、年々悪くなって今の状態があります。今はアレルギーの症状を抑える抗ヒスタミン薬を処方してもらっていますが、数年前に漢方薬の名医と呼ばれるお医者さんにかかって、アレルギー体質を改善する漢方薬を処方してもらったことがあります。

自然に任せて何か月かタイミングを測ってみました。タイミングとはいっても、生理日を入力したアプリで算出された排卵日なので、正確性には疑わしいところがありました。私は起床時間が日によって違うので、基礎体温は計っていません。生理周期も１週間程度のズレがあることはよくありました。

子どもがほしいという気持ちが自分の中ではっきりと見えてきたので、もともと決まっていた入籍日と引っ越しを待たずに、妊活をはじめることにしました。３４歳、高齢出産まで目前の年齢です。