マタニティ教室

のび太です。

先日、自治体が行っているマタニティ教室にしずかちゃんと二人で参加してきました。出産時期が近い人を集めて実施されており、この日は沐浴の練習や妊婦体験用のジャケットを着たりしました。

沐浴は赤ん坊の人形を使って行いましたが、これが頭だけすごく重い。実際の赤ちゃんもこんな感じなのでしょうか。両耳の後ろを左手の親指と中指で支えて右手で体を洗うという指導で、赤ちゃんの頭を支える左手がけっこう疲れます。浴槽の位置が合わず腰も痛くなりましたが、これは自分で調整すればよいので問題ありません。

途中で赤ちゃんの背中を洗うために、自分の右手を赤ちゃんの左の脇に入れて赤ちゃんを起こし、自分の右腕に寄りかからせるという作業が入ります。これがけっこう危ない。赤ちゃんが動いたらバスタブに落ちるんじゃないかとヒヤヒヤしそうです。

どれだけ人形がリアルでも実際の赤ちゃんのように動くわけではありません。おとなしくしててくれれば頭を支える手が疲れるという問題だけで済みますが、動く赤ちゃんをうまく支えられるかが重要なポイントだと思います。女性にはきつい作業ではないかと思いました。

それともう一つ気を付けなければならないのが赤ちゃんを冷やさないことです。特に1月に生まれる予定なので注意しないとすぐ冷えてしまいそう。左手で常に赤ちゃんを支えながら右手で体を洗い、そして冷えないように素早く済ます。けっこう難易度高いです。

この日の指導では赤ちゃんの生活リズムを保つために沐浴は日中に行うようにとのことでした。生後1か月経ったらお風呂に入れていいので、それまでの間、毎日。

いやいや先生、それ、無理やで。

いくら育休取る人が増えてると言っても、夫婦二人とも1ヵ月まるっと仕事休む家庭は少ないんじゃないの?沐浴は父親が行う前提で講習やってるのに、日中にやるんじゃ意味ないやん。お母さんが受けた方がいいんじゃないですか。

日中に母親一人でやるとなると、沐浴ってそこまでこだわってやることなの?という気がしてきます。無理して一人でやって赤ちゃんがバスタブに落ちちゃうとか、時間がかかって体が冷えちゃうとか、そういうリスク背負ってまで毎日、日中にやるべきことなんでしょうか。海外ではどうなの?日本人だけだったりしない?

ネットで調べてみるとアメリカでは毎日なんて行わないそうです。週に2回とか。マタニティ教室の先生は、沐浴しないと臭くなると繰り返し言っていましたが、ワンオペで命の危険にさらすより臭いほうがずっとましだと私は思います。温めた柔らか布で拭いてあげるとかではダメなんでしょうか。

どうしてもこの疑問が消えなかったので実家の母に電話で聞いてみました。毎日しなければならないのかと。

母はこう答えました。

「毎日やったほうがいい。ただ日中でなくてもいい。」

マタニティ教室の助産師さんは赤ちゃんは20時には寝かせるのがよいので沐浴が遅くなってはいけないとも言ってました。しかし母曰く、「20時に寝かせてもすぐ起きる。その時やればいい」。助産師さんは専門的に勉強しているので頼りになりますが、育児経験で言えば私の母には及びません。指導も今の時代と母の時代では違うところもあるでしょうが、生後1ヵ月の沐浴が遅い時間だったからと言って子供の成長に大きな影響を及ぼすとは思えません。

それと、助産師さんが「体を綺麗にするためにやったほうがいい」と言っていたのに対し母は、「子供が喜ぶからやってあげたほうがいい」と言っていました。私は自分が沐浴してもらったことをまったく覚えていませんが、赤ちゃんが喜ぶならやってあげたいし日中でなくてもいいなら私が毎日やりたいと思います。

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