『まんぷく』第21回感想

のび太です。

『まんぷく』第21回の感想です。

風邪ひいて寝込んでいたんで滞っています。それに前回の読んで思いましたが長いです。今回は短めに済ませたいと思います。

家を守ると言って譲らなかった鈴ですが、いよいよ米軍機が頭上に迫ったのを見て疎開に同意し、萬平の親類を頼って福子と三人で兵庫県の山中へ引っ越しです。そういえば萬平は幼いころに両親を亡くして親戚の家を転々としていたと言ってましたね。

疎開と聞くと行った先でいじめられやしないかと心配になりますが、それは『べっぴんさん』の記憶からかもしれません。あの時は働かざる者食うべからずということで慣れない畑仕事に駆り出され、苦労してました。でも普段都会で暮らしていて今までほとんど関係性のなかった人たちが急にやってきて住む場所や食べ物を提供してくれと言われたら、普通なかなかいい顔できないですよね。田舎の人は温かいなんていうのはメディアが作り上げたイメージに過ぎません。

でも今回のドラマではそういった心配はいらないようです。迎えてくれたご夫婦、めっちゃいい人。萬平が幼い頃お世話になっていたようで、「萬平ちゃ~~~ん!」と快く迎えてくれました。この奥さんはピンクの電話のミヤちゃんですね。

ここで謎だったのが鈴がこのご夫婦に対してマウンティングするところ。早速武士の娘だと宣言して頭を下げさせます。ご夫婦は仕方なしに受け入れていましたが、これはおかしいと思いました。さっきも書きましたが急に都会から疎開してきて下手にも出ないってどういう神経なんでしょう。鈴の謎な点は他にもあり、萬平と福子との三人暮らしにおいても自分が家長であるかのような振る舞いを見せます。これは萬平へのけん制だと思われますが、なぜそこまでして自分が中心でなければ嫌なんでしょう。

疎開先で家族3人がうまくやっていくための方策なんだとしたらまだ理解できるかもしれませんが、これはどうも鈴の性格というか個人的な事情であるように見えます。

三人が借りている家は電気が通っていません。部屋ではなく建物自体を丸ごと借りられるだけでとてもありがたいことだと思うので、電気が通っていないことは仕方ないでしょうが、萬平はここに勝手に電気を引いてきました。そのあたりの工事を自力でできるところはさすがですが、電気代とかどうなるの?ここでの生活、どうなるのでしょうか。

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