計画無痛分娩レポ②~入院当日

しずかです。

入院当日のことを書いていきます。この当日に産んでいるので記憶が定かでない部分もありますがご了承ください。

行きのタクシーで考えていたこと

朝8:30に入院の支度をして病院にいきました。2~3泊用のスーツケースにリュックサック、ショッピング用の大きめバッグがそれぞれ荷物でパンパンです。いつもは電車ですが、この日はタクシーで向かいました。30~40分くらいの距離をゆっくり窓の外の景色を眺めながら、いろんなことを考えていました。冬の澄んだ空気に、空は快晴で青く、オレンジ色の朝日がまぶしくて、とても綺麗な朝でした。赤ちゃんの名前を悩みすぎてまだ決められていなかったので、澄とか青とか朝日とか、そういう漢字をつけるのもありだなあとぼんやり考えていたら、病院に着きました。

入院部屋の設備

ナースステーションで声をかけると「お部屋に荷物を置いてすぐ診察室に入ってください」との指示がありました。前回来た時に、入院する病室と分娩室を見学させてもらっていたので、スムーズに事が運びます。ちなみに病室は一般的なビジネスホテルのような感じで、部屋の広さは6畳くらいでしょうか。シングルベッドに洗面化粧台、クローゼット、テレビ、テーブルセットがありました。全てシンプルなものでしたが、5~6日間の入院なら事足ります。ベッドはシモンズ製のリクライニング付きのもので、頭と足を電動で起き上がらせることができます。ベッドの下には簡易ベッドが備えられていて、旦那さんが同室に泊まることができます。のび太くんが居てくれて精神的な支えになったので、同室に泊まれたことはこの病院を選んで良かったことの一つです。

怒涛の午前中

診察室に入って内診してもらうと、やはり子宮口は3センチ。前回から進んでないけど、もし進んでいたら麻酔はできなかっただろうしと思うとホッとしました。主治医の先生からひと通り現在の状況の説明があり、最後に「それでは赤ちゃんを産みましょう」と言われて、ついにそのときが来たと思いました。妊娠が発覚してから、ずっと今日のことを心配したり、楽しみにしたりしてきました。ドキドキも最高潮です。

その後、具体的な今後の流れの説明がありました。「これから陣痛促進剤を入れて陣痛を起こしていきます」「今の時間から絶食してください。飲み物はOKです」実は、他の方のブログで「直前に何か食べてしまったせいでその後4時間麻酔してもらえず、結局自然分娩になった」という話を読んだことがあったので、そうはなりたくない一心で、いつまで食べてていいのかとても不安でした。前回の診察時に尋ねたときに、病院に来るまでは食べていいと聞いていたので、この日の朝は洋梨と水を摂りました。普段の通院の感覚で、きっと麻酔をするまでいろいろ待ち時間があるだろうから、最後にパンやウィダーインゼリーくらいは食べる時間はあるかなと思っていたのですが、この日はさくさく物事が進んでいったので、これ以上何か食べるのはすっぱり諦めました。

陣痛促進剤とNST

部屋に戻ると、点滴2種類と、腰に巻くベルトみたいな機器をつけることになりました。点滴は陣痛促進剤と栄養剤です。腰のベルトはNSTと呼ばれる赤ちゃんの心拍と陣痛を数値化して表すものです。点滴をつける注射で青あざになったという話も聞いたことがあったので、内心怖がっていたのですが、普段の採血よりは痛いものの、後にあざにもならず大丈夫でした。NSTはお腹に巻きっぱなしで過ごすので、トイレに行くときもショルダーバッグのようにして持ち運びます。ですが、このお腹のベルトが痒くて痒くて。もともと摩擦に弱い肌なので、刺激が続くと摩擦によるアレルギー反応で強いかゆみが出ます。ベルトの素材のせいなのか、丸い受信機のせいなのか、とにかく肌と触れている部分がかゆくて仕方ありませんでした。はやく産んではやく外したいなーとずっと思っていました。

続きます

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