妊娠しても無事に産まれてくるのが当たり前ではない

しずかです。

英語では妊娠していることを表現するのに、「妊娠中」を表す直接的な “I’m pregnant.”以外にも色々と言い方があり、その中でも “I’m expecting.”と言い方はよく使われます。

expectのコアイメージは、「期待する」「予測する」なので、そこから発展して「赤ちゃんの誕生を期待している」=「妊娠中」と解釈されます。ちなみに、この言い方は不妊治療中の人が子どもを待ち望んでいることには使えません。実際に妊娠中の場合のみに使われる表現です。

通常、妊娠が分かるのが妊娠2~3か月ごろだとして、それから8か月ほど定期的に健診に通い、赤ちゃんを迎える準備をしながら、予定日まで期待してじっと待つわけです。その気持ちがよく表現されたぴったりな言い方だなあと、今では思います。今では。

というのも、この表現を知った10代のころの私は、「expectingだけで妊娠中ってホントに通じるんだろうか?」と疑う気持ちが拭いきれず、She’s expecting a baby.というように、赤ちゃんという単語をつけて使うようにしていました。でも実際に自分が妊娠して、その待ち遠しさを体験すると、expectingだけで十分理解できるわ、とやけに納得しました。

妊娠を経験する前は、妊娠したらその数か月後に産まれてくるのは当たり前だと思っていたし、その数か月もあっという間だと思っていました。友人の妊娠報告があってからしばらくしたらもう産まれてた!ということが何度もあったせいかもしません。妊娠さえしたらあとは全自動のオートマチックのように思っていました。

でも、実際は違いますね。妊娠しても無事に産まれてくるまで、たくさんの成長のハードルを乗り越え、不安と心配に押しつぶされながら期待に胸ふくらませ、やっとその日を迎えます。私にとって2018年はほぼ妊娠一色の一年でしたが、毎日ほふく前進で進んでいるような気分でした。日々変わりゆく体への戸惑いや体重管理のための不自由と不便が多かったせいか毎日がとても濃く、これでこの先、赤ちゃんに何かあったら、expectの時間が長い分、絶望も計り知れないと思います。妊娠しても無事に産まれてくるのが当たり前ではない、そう実感する日々です。

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