妊婦の生活はそれまでの生活とは対極のものになる

しずかです。

妊婦になると、やってはいけないことがたくさん生じます。例えば、食ベ物。生肉、生魚、生卵は基本的には食べてはいけません。また、マグロなどの大きい魚、うなぎ、ひじき、昆布、ナチュラルチーズなども、特定の成分や菌が含まれるため食べてはいけないですし、紅茶・コーヒー・緑茶に含まれるカフェインもNGです。

「タバコとアルコールだけ気を付ければいいんでしょう、私はもともと嗜好しないから楽勝だわ」と思っていたら、寿司ダメ、すき焼きダメ、うな重ダメ、ステーキのミディアムレアもダメということを知って、青天の霹靂のショックを受けました。贅沢な外食はご法度、おうちで粗食を食べていなさいと言われているようです。でも、とろとろ卵の親子丼やカマンベールチーズ、ウーロン茶までダメというのは、いささか厳しすぎて、心が折れてしまいそうです。

美容関係も然り、やってはいけないことがたくさんあります。マッサージ、脱毛、歯のホワイトニング、ニキビ薬はすべてダメ。妊娠してホルモンバランスが変わって以前よりさらにニキビができやすくなってしまった私にとって、皮膚科処方の塗り薬も飲み薬もダメというのはかなり厳しいです。オロナインで治るレベルじゃありません。妊娠後期になったら落ち着くという記事も読みましたが、私の年齢ではお肌のターンオーバーがイマイチなので、ニキビ跡が残りやすく、落ち着いたころにはきっとニキビ跡のシミだらけになっているでしょう。授乳も全部終わったころに、シミ取りレーザーを受けたい。それを励みに今を乗り越えたいと思っています。

ものすごい勢いでお金が飛んでいく妊婦検診

現在通院している病院では、区から発行されている補助券を使っても、健診のたびに自己負担額が毎回5千円~1万円程度かかります。特に初回は2万数千円かかりました。地方都市だと自己負担がほぼゼロという話も聞きます。地域差が大きくてびっくりしますが、こればっかりは仕方がないと諦めています。同じ地域でも検診費は病院ごとに自由に設定できるらしいので、どこに通院するか決める前に健診費が安い病院がないか区に問い合わせました。でも残念なことに、区もまとまった情報をもっていませんでした。そこで自分で家から近いところをいくつかピックアップして、比較的安めだったところに決めたのですが、それでもものすごい勢いでお金が飛んでいきます。

当然、昔のようにレストランを巡ったりお芝居を見に行ったりするのは難しくなりました。私はファッションが好きで、特にヒールの高いイタリアの靴を集めるのが趣味だったのですが、経済的にも安全性からも、もう履くことはできません。もともとの価値観だったら、これらのものから離れるのはとてもつらいことだったと思います。でも、以前書いたとおり、私はそれまでの価値観を手放した後だったので、これらの変化は生まれ変わって新しい人生を生き直す前向きなものとして、すんなり受け入れることができました。

妊娠を機にハイヒールは危ないのでぺたんこ靴を履くことにしました。いろいろと調べるとこれまで知らなかったブランドが次々と出てきて、新しい発見ばかりです。どこに売っているのか一生懸命調べたりするのも、中高生のときに戻ったみたいで、なかなか楽しいものですね。

早速、新宿のルミネでプチプラのローヒールのパンプスを買ってみました。7000円くらいでした。ちょうど大阪出張が入ったのでその機会におろしてみたのですが、行きの新幹線に乗るまでに靴擦れで大変なことになりました。クッションが厚めに入っていて履き心地はよかったのですが、両足のかかとと甲をやられました。

以前はお気に入りの同じブランドのものばかり履いていたので新しい靴でもトラブルはまったく起きなかったので、忘れていました。靴擦れなんて、、10年かもしれません。新しいものを履くと、こうなるんでしたね。それも含めて学生時代を思い出すようです。

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