しずかです。
10時の予約で、うちのチャイムがなったのは9時45分。9時半に起きて、軽く部屋を片付けるつもりだったのに、まさかもう来たなんて?!オートロックの画面に大写しになっている白塗りの老婆。来たみたいです。午前休を取ってまだベッドで休んでいた彼もこれにはびっくり。「ずいぶん早くないか?!」
人の家を訪問するときは約束の時刻ちょうどがベスト、それより早く行ったら迷惑だから控えた方がいいというのは日本社会での共通ルールだと思ってました。遅刻するよりいいですけどね。やってきたのは、60代と思われる小柄な女性でした。うちの母と同世代くらいでしょうか。遠くの沿線の駅から歩いて来たらしく、汗だくでした。ちなみにスリッパは持参していない様子。「靴下履いてるんで大丈夫です!」って、、
出た!このパターン。
スリッパ問題
うちは日頃から何かと保険の営業さんや修理業者さんに来ていただくことがあるのですが、スリッパを持参する方が少ないことを残念に思っています。室内を靴下で歩かれると、フローリングに足の形がくっきり残ります。どこをどう歩いたかはっきり分かるほどで、正直とても汚ないと思います。冬でも足の裏の湿気ってすごいものです。自分でも床の上をスリッパ無しで歩くことに抵抗があるのに、ましてや他人に歩かれると、一面を除菌スプレーで掃除することになります。
持参していない方にはうちのスリッパをお貸ししていますが、「いえ、大丈夫です!」と断る方がとても多いです。本人はスリッパを借りないことで気を遣っているつもりなんでしょうけど、ズレてるんですよね。気にしているのは家主のこちらなので、ぜひ履いてほしいのです。スリッパで靴下の雑菌と湿気を受け取るわけですから、うちのスリッパといっても、ホテルでもらった使い捨てのものをお出ししています。
スリッパも毎回気になりますが、カバンもけっこう気になります。何の疑問もなく、そのまま直接フローリングに置かれる方が多いです。ひどい人だとテーブルやソファの上に置く人もいます。業者さんのカバンは大きくて重たそうですから、きっと外で地面に置いたりしていますよね。自分でもカバンは必ずひざの上にしか置かないのに、他人が持ち込んだカバンでテーブルやソファ、床を汚されてはたまらないです。私たちはここが自宅なのでこのテーブルで食事をし、ソファで横になったりしているのですよ。そういうことを想像できない方が多いことを嘆かわしく思います。スリッパやカバンの話はほんの一例ですが、業者の方とは衛生面でのコンセンサスが取れないことが多いです。気にしない人はほんとに何も気にしませんから。
そんな中、最近きちんとしているなと感じたのは引っ越しのサカイの営業さん。スリッパ持参で、カバンも持参したふろしきの上に置いていました。それもきちんと「置いてもよろしいでしょうか」と一声かけてくれました。こちらから何も言わなくても、ここまでできる方というのはなかなかいません。他の大手は全然ダメでしたから、特に際立ちました。ここなら大切な家財を任せられそうと思ったので、引っ越しは迷わずこの方と契約しました。
実際の料理の感想は、次に続きます。