続、半分、青い

『半分、青い』が面白さを取り戻してきました。正人や律、清との恋愛模様が一段落して、鈴愛は漫画の制作に打ち込むようになり、漫画家としての人生が描写されるドラマになりました。

いい作品を生み出すには自分が身を切るような体験をしなければならないこと、締め切りに追われて時間がなく、「普通」の生活は送れないこと、そのせいで恋愛・結婚も犠牲にすることになるかもしれないこと、そしてそれを分かっていてそれでも漫画を描くということ。こういうところが描かれるようになり、今はとても楽しく見ています。

やはり朝ドラに求められているのは歯の浮くような甘い台詞でもトレンディなシナリオでもなく、どこかの誰かが歩んでいる人生のリアリティを時代や場所を越えて感じることなんだと思います。

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