名医の漢方薬
自分の体質とは30年来の付き合いなので、簡単に良くなることは期待していません。特にアレルギーは本当に厄介で、年々悪くなって今の状態があります。今はアレルギーの症状を抑える抗ヒスタミン薬を処方してもらっていますが、数年前に漢方薬の名医と呼ばれるお医者さんにかかって、アレルギー体質を改善する漢方薬を処方してもらったことがあります。この医院は先代のお父様が院長をなさっていたときに、妹が花粉症の治療でかかりました。漢方薬が合っていたようで、症状がかなり軽くなり、それ以来ほとんど再発していないそうです。体に合う薬を見つける名医としてかなり有名だそうで、私も期待して診察を受けることになりました。
結果、血流をよくするという、コタローの「通導散」と「竜胆瀉肝湯」という漢方薬を処方してもらいました。このとき実は生理が一週間遅れていたのですが、飲んだ翌日にこれまで見たことのない量の出血がありました。滞っていたものが一気にでたような感じで、よくも悪くも「血流」と「子宮」に影響のある漢方薬だということが分かりました。しかし、とにかく苦いこの薬は、とても飲めたものではありませんでした。
私は3日坊主でこの薬を飲まなくなりました。その後、しばらく(2年ほど)忘れていたのですが、今年の4月に他の漢方薬が切れたタイミングで思い出しました。約1か月間(排卵日2週間前~排卵日~1週間後まで)、オブラートに包んで苦味を我慢して飲んだところ、翌月妊娠していることが分かりました。
後にも先にもこの1か月しか飲んでいません。この漢方薬が効いたのかは分かりませんが、色々試したことの1つです。ちなみに、この漢方薬は妊婦への安全性が確認できていないようなので、妊娠が分かった後はすぐに飲むのをやめました。