メギド日記26 7章61

つゆいりです。

久しぶりすぎて前回からどのくらい時間が経ったのか覚えていませんが、メインストーリーの考察を再開しようと思います。というのも、もうメギド72はメインとイベントのストーリーを追うだけにしてゲーム自体はプレイしないつもりでいるのです。これを書き上げてメギド72に関わる時間をなくします。理由は単純に時間がないから。限られた自分の時間をソシャゲに費やすのは満足度の効率が悪いと常々感じており、月に5000円なり1万円なり使うならスマホではなくちゃんとしたゲーム機でもっと没入感を得たい。ただメギド72のストーリーと音楽は他のゲームの追随を許さないレベルだと思っているので、その部分だけはこれからも楽しませてもらうつもりです。

ここから7章61の内容に触れます。ネタバレしますのでご注意ください。

アンチャーターの争奪戦だった6章が終わり、どんな展開になるのだろうと読み始めた7章ですが、まずはこんなシーンから始まりました。

ウェパルとサルガタナスであることは容易に想像がつくわけですが、どうやらメギドになる前の記憶について話しているようです。

「彼の世界」が何を指すのか分かりませんが、どうやら7章ではメギドの生い立ちに関するエピソードが読めるようです。「全体が自分、自分だけが全体」ということは、何か一つの存在であったのでしょうか。そこからその状態を自覚し、「自分」と「他」を認識したところでメギドラルへ生み落とされる。ウェパルはそれを「異物」として捨てられたと称しています。

6章でウェパルが外見そっくりなヴィータに転生したことが転生メギドたちの中で大きな疑問になっていました。私も同様です。そしてこれは偶然ではなく、似ているヴィータが存在している者が意識的に転生させられたという推測がなされていました。この辺の謎も解けるのだと期待したいです。

さて本筋に戻りますが、メギドラルはソロモンが思っていた以上に荒廃した世界のようです。

ヒュトギンの話ではここらは「棄戦圏」と呼ばれているのだとか。フォトンが少ないだけでなく力の弱い劣化フォトンも存在していると。ソロモンはそれを都合がいいと考えました。まず相手メギドも容易にメギド体になれないこと、そして普段からフォトン消費の少ないヴィータ体で過ごしているはずだからヴァイガルド一行が目立たないと。ヒュトギンが登場したのは、おそらくソロモンを招き入れたのがマラコーダだということでしょう。その辺のことはヒュトギン加入イベントで語られていますね。

ソロモンはメギドラルで幻獣を倒すことに抵抗を感じるようです。ヴァイガルドでは幻獣は侵略者ですが、メギドラルは彼らの住居であり侵略しているのは自分たちだからです。それをヒュトギンがヴィータが病気予防のためにまだ害をなしていない細菌を殺すことに例えて諭します。メギドラルのメギドたちにとってフォトンを食い散らかす幻獣は駆除する対象なのだと。

さらにヒュトギンが興味深い話をしてくれます。幻獣はメギドの成り損ないであると。

そして新しいメギドの誕生に立ち会えるかもしれないと言いますが、この後のメギドたちの会話はソロモンにも私にもさっぱり理解できないものでした。

とりあえずソロモンを納得させるためモラクスの妙案で、囮を作って寄ってくる幻獣は好戦的とみなして排除することになりました。しかしその結果モラクス先導のソロモン一行はグイグイ進み過ぎて後続のブネ達との距離が開き、一人報告のため戻ってきたヒュトギンはウェパルとサルガタナスから激怒されました。

後続部隊の合流後に今度はソロモンがブネから大目玉を食らいます。まあこれは仕方ないですよね。ソロモンがいなきゃ後続部隊の戦力は大幅減で、そこを敵の大部隊に攻め込まれでもしたら壊滅的なダメージを受けていたわけですから。罰としてソロモンはこのあと一週間、野営中の一番眠い時間帯に見張りをさせられることになりました。扇動したモラクスも同罪となり付き合うことに。

モラクスはブネがなぜそんなに怒るのか分かっていませんでした。距離ができてもソロモンが召喚すればいいじゃないかと。ブネはメギドラル側のソロモンに察知される可能性があるから召喚は禁止だと言います。たしかに同じ世界で召喚をした場合、お互いの指輪がどんな反応をするか分かりません。また、こちらのソロモンが持っている指輪はレプリカでありオリジナルは相手の手中です。召喚の能力も向こうの方が上だと思えと警告します。

そしてここが重要ですが、相手にはこちらを攻撃する理由があると。

ブネの言いつけをおとなしく守ってソロモンとモラクスが眠い時間の見張りをしています。モラクスはそこで泣き出してしまいました。

6章でソロモンが自分の存在をどう捉えているか語っていたのを受けての話です。

2月から3月にかけて仕事が忙しくなりまったく書けなくなっていました。スタミナ溢れることもおおかったですがイベントだけはなんとかこなす日々。やっと落ち着いてきたのでメインストーリーの続きを見ていきます。

グロル村が襲われたとき自分は一度死んだのだとソロモンは語っていました。同じように大切な人を失くした人々や自分の悲しみの道しるべとして今自分は存在し、いつかの誰かのため、その帰る場所を守るんだと語っていました。つまりソロモンは常に悲しみを背負っているし、その悲しみを忘れてはならないと思っているんですね。モラクスはソロモンが常時悲しみに暮れているのではと心配したようです。

モラクスがソロモンを励ましていると誰かやってきました。

先発隊の面々ですね。一方でブネもソロモンを心配しているのでした。

なにやら二人で話しています。

ふむ。指輪を持っているだけでなく故郷を失った怒りを対メギドラル戦争に利用したというのですね。しかし焚き付けるだけ焚き付けて自分たちの目的を果たしたあと捨てるようなことにならないよう配慮していると。

しかしソロモンは既にブネの思惑を超えて自分のすべきことを自律して考えている。ブネにとっては復讐というモチベーションが枯れないように、一方で重圧に耐えきれなくなる事態を避けるようにバランスとっていたつもりが、もうそれだけの存在ではなくなっていると理解したのでしょう。

朝になり全員集合したところでヒュトギンが離脱すると言い出します。これ以上同行して陣地の設営場所を知ってしまったら、マラコーダ側のスパイだとの嫌疑をかけられて殺されるか監禁されると想定していたようです。そこは「指輪の召喚を受けてくれたんだからスパイなはずないよね」というソロモンのふわっとした理由付けで解決。まあもし本当にヒュトギンがスパイならアジトに監禁したくらいでは機密事項を隠せないでしょうけど。

この話の流れでバラムが気になることを言います。

サレオスの方がスパイっぽいと。この話は中途半端に終わりました。サレオスの狙いも7章で明らかにされると期待します。

続いて話は棄戦圏とは何かという話に移りました。ソロモンはフォトンの少ない土地と認識していたようです。フォトンが少ないから戦争に向かず、誰もここへ来ない。戦争ができない土地、棄戦圏。しかしヒュトギンに言わせればそれは間違いではないが説明としては不足とのこと。

まずメギドにとって土地は何よりも重要なこと。基本的に土地を巡って戦争をしています。土地を所有したらマギナ・レギオに報告して土地の所有者であることを認めてもらいます。他者の土地を戦争で奪うこともOK。マギナ・レギオには所有者が変わったことを報告すればよし。しかし重要なのはどれだけたくさん土地を持っているかではなく、フォトンを確保できているか。マギナ・レギオに大半を上納しなければならないが、自分の土地のフォトンは自由にできる。多くのフォトンを確保できていれば抱えられる軍団員の数も増え、軍団が強大になっていく。メギドラルで勢力を拡大するにはフォトンの豊富な土地を所有し、拡大し続けることが必須という仕組み。

 

しかしフォトンはその土地から永遠に湧き出るわけではない。いずれ枯渇する。土地を維持できなければ軍団も勢力も維持できない。あらゆる土地からフォトンが枯渇すれば戦争もできないしそもそも戦う理由すらなくなる。それは土地の所有者を優遇して戦争社会を維持するマギナ・レギオにとって、秩序を揺るがす大問題。

 

これは非常に興味深い話ですね。フォトンが失われることで困るのは誰なのか。今やメギドラルにおいてもみなヴィータの姿で生活をしており、生命を維持するという点に限定すれば既にフォトンの少ない世界に順応している。メギドラルにおいてもフォトン不足への対応は一枚岩ではないし、既得権益を守りたいマギナ・レギオと立場を異にする者もいる。

で、フォトンが枯渇した土地には軍隊を駐留させられないし、戦争が起きることもない。そこを去って次の土地へ移動する。だから棄戦圏。これはメギドにとって寂しい言葉とのことだが、その感覚はよく分かりません。

続いてメギドラルへ侵攻した目的が語られました。ソロモンは議会に招待されたから出席するだけだと思っていたようですが、懲罰局を潰してそこが保有するアンチャーターを奪うつもりのようです。懲罰局がアンチャーターを保有しているというのは初めて出た情報ですよね。私は6章で黒いゲートから出てきた部隊がメギドラルに残されたすべてのアンチャーターを持ち込んでいると思いましたが、そうではなかったのですね。

以上が7章の序章ですが、主な見どころは

  • メギドの発生と幻獣の成り立ちについて
  • ソロモンのメンタルどうなるか
  • サレオス何者?
  • ソロモンは議会で何を語るのか
  • アンチャーターの行方

といったところでしょうか。次回からは1小節ごとに書いていきます。この記事だけで約4000文字です。

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