メギド日記 2 5章46

つゆいりです。

5章に入りソロモン王が何者であるか徐々に明らかになってきました。ストーリーの核心になってるはずですから興味深いです。今日は5章46について。これより下はネタバレを含みますのでご注意ください。

アンチャーターが既に起動済みであることを知ったソロモン一行ですが、同時にメギドラルもそれを知ることとなりました。それによる影響はどんなことがあるのでしょう。

これは大変です!!

でも来られるのはあくまでヴィータ体ですよね。メギドに変身した途端護界憲章によって消されるのだからさほど問題ないのでは?

!!!

アンチャーターとソロモンの指輪オリジナルを組み合わせればヴァイガルドにいつでも純正メギドを連れて行くことができメギド体にも変身可能になる…。これは一大事です。

ではオリジナルの指輪を使えるソロモン王はメギドラル側に存在するのでしょうか?それは分かりませんがとにかくそれなら先にメギドラルへ行って儀式を済ませようということになりました。儀式とはソロモン王が本物になるために必要なこと。偽物と本物の違いは、王同士の争いに勝ち儀式を受けることでした。

べリアルが昔作った液体を飲み、ソロモンが儀式に挑みます。が、その前に儀式の場所について。べリアルによれば儀式の場所はメギド発祥の地なんだとか。メギドが発祥、とは?

さらにこれ。メギドラルの蛆とは?

よく分からないままべリアルが儀式を始めました。

ならば彼の地に呼ばれし絆のメギド

メギドラルの意思に加護されし「真」なるシュディムの系譜より外れ

この地より出でて異界に集う「祖」の系譜となるがよし

「祖」は秘属アルスノヴァの名の下に、ソロモンの指輪を持つヴィータを「王」に戴き・・・

うーん、なんでしょうか。メギドには番号が付番されていますが、「祖」と「真」がありますよね。おそらく追放メギドは祖、純正は真なんでしょうけど、このセリフでそれがはっきりしましたね。「真」から外れてヴァイガルドに集う者を「祖」と呼んでいるようです。冒頭の「彼の地」とはどこなんでしょう。「絆のメギド」とは?

すべてのメギドを生み出した「蛆」にソロモン王の承認を求めるということは、蛆はメギドが真でも祖でもどちらでもよく、さらにヴァイガルドのソロモン王までをも容認した存在であると推測できます。真と祖がヴァイガルドを巡って争っていることはどう考えているのでしょう。そもそも始祖の存在を「蛆」と呼ぶのはなんなのか。「ウジ虫」的なもの以外の意味があるのでしょうか。

ともかく儀式の始まりです。

深い眠りに入るソロモン。意識の奥でエイルと出会います。耳障りの良いことを言ってくるエイル。しかしソロモンはこれが現実世界ではないことを察知し、「蛆」の関与であると見破りました。

これこそが「蛆」なわけですが、その蛆が言います。

「義理の仔」、これはソロモンがヴィータだからでしょう。蛆から直接生まれた存在ではない。しかし現時点でほとんどメギドと同等の存在であると認めるから、仔とみなす。逆らったメギド、その系譜、これは祖のメギドのことでしょう。追放されたから祖であるというより、逆らったから祖になるということでしょうか。「逆らった最初のメギド」とは、もしかしてアスモデウスなのでは。(※最初の追放メギドはベリアルだと5章40辺りで語られています。)

ただ、「まだ生き残ってたなんてね」というセリフが気になります。メギドの始祖であるなら祖のメギドが現存していることくらいは知っているでしょう。蛆を驚かすような存在で今それを確認したものといえば、ソロモン王ではないでしょうか。「逆らった最初のメギド、その系譜にまつわるもの」ですから、

逆らった最初のメギド=ベリアル?

その系譜=祖

祖にまつわる者=アルスノヴァの血を引く者(ヴァイガルドのソロモン王)

とすれば、つまりアルスノヴァ血統はベリアルの血から作られたもの?つまりソロモンはヴィータの血とメギドの血を混ぜた存在。だから義理の仔なのでしょうか。

そしてさらに蛆の正体が。

蛆はどうやらその生命を維持するために大量のフォトンを必要とするようです。メギドラルのフォトンが枯れてもその欲求は尽きることなく、それゆえさらにフォトンを求めてヴァイガルドへ狙いを定めた?それがハルマゲドンの目的?

ところでベルゼブフとは他の作品ではベルゼブブと表記されるあのハエの悪魔でしょうか。たいてい強敵の位置づけです。

なんどもいたぶられて精神的にやれれてしまい、てなづけられたようです。

傀儡(くぐつ、かいらい)、つまり操り人形ということです。蛆はソロモンにも同じように精神攻撃をしかけました。ソロモンの最もつらい記憶、幻獣に襲われて壊滅した故郷グロル村です。

でもソロモンは負けません。

ここフルボイスで胸熱です。

意識の奥底から帰還したソロモンにべリアルが問います。

喜ぶべリアル。

蛆に会い、存在を認知されてマギナ・レギオの席をもらいました。べリアルによれば、蛆に認知されればあとは自動的に事が運ぶとのこと。蛆はメギドたちに無意識のレベルで干渉しており、蛆が認知したと同時にマギナ・レギオに議席が用意され、既存のメンバーもそれを追認する。それがソロモン王の席だということは見れば分かり(名札がついてる?)、今後メギドラルが新たなソロモン王を立てようとしても議席は残っていない。しかも常に空席であることから、ソロモン王がメギド製でないことも分かる。

ここでおさらい。マギナ・レギオに議席を持つと何が変わるのか。ソロモン一行は特に変わらないと思われます。変わるのはヴァイガルドにまっとうなソロモン王が誕生したと知ったメギドラルの戦略です。しかしオリジナルの指輪は相変わらずメギドラルが所有したまま。

議席を持った正当なソロモン王にレプリカの指輪

           VS

議席を持たないがオリジナルの指輪を持つメギドラル

こういう構図になろうかと思います。どっちが優位なのでしょう。そして晴れて本物の王となったソロモンはこれからを見据えます。

あっぱれソロモン。

さてこれからどうやっていくのでしょう。まずはアスモデウスですね。マギナ・レギオの議席持ちという肩書でなびいてくれるでしょうか。蛆についてもきっと何か知っているはず。仲間にして色々聞きたいところです。

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