メギド日記12 6章56

つゆいりです。

メギド72のアジトTVで新キャラの能力を説明してくれていたハヤカワ分析官が10月で退任されることになりました。11月から新体制になるというお話しも出ていましたが、ゲームの方針にもそれが影響してくるのか興味深いところです。なぜなら現状のままではじりじりと衰退する一方だと思うからです。メギド72は長く続けるほどガチャが渋くなり、同時にガチャを引く意欲も低下していきがちです。私は現在100人ほどのメギドを召喚済みですが、戦力的に困ることはほとんどありません。

特定のキャラを組み合わせて効果を発揮させる戦術(タクティカルソート)については、協奏、ボム、チェイン、封印、あたりが実用的なレベルになっています。最近のタクソとしてはネクロが新キャラの中で増えてきたのと、新しくオーラが実装されています。しかし新しいタクソの充実を狙って確率が低いガチャを引きたくなるかというと、ほとんど興味が湧きません。これはおそらく1年以上続けているユーザの多くが同じ気持ちじゃないかと思います。ネクロを揃えたい、オーラを充実させたいという気持ちは、戦力的に困っているからではなく色んな種類のタクソで攻略したいという知的な興味によるものだと思うからです。私にはそこまでの意欲はありません。メギドのガチャで特定のキャラを狙って引き当てるのは大金積む以外にありませんし。ゆえにこのままでは私のように新キャラへのガチャに消極的になる人が増えるのではないかと感じています。

まあなんだかんだ言っても単純なことなんでしょうねこれは。飽きてきた。それだけのことなんでしょう。かといって今更新しいガチャゲームを始める気はありません。オクトパストラベラーもスマホゲームがリリースされましたが、ガチャがあるってだけでもう無理です。メギド72のストーリーはとても面白いので、それがエンディングを迎えるまでは続けるつもりですし、応援の意味も込めて衣装を二つ買うくらいの課金もしていこうと思っています。

前置きが長くなりましたがここから6章56です。ネタバレしますのでご注意ください。

前回55でアジトが襲撃されました。今回の56はこの事件に決着をつけるものです。ストーリーは7章、8章と続いていくのでもちろんここでソロモン王の軍団が壊滅するわけはないんですが、どうやってこの危機を切り抜けたのかが見どころです。簡単に表現すれば

ヒーロー続々

といった感じでした。まず最初のヒーローはこの人。

瀕死だったカスピエルにエンブリオを飲ませて回復させました。え、エンブリオって飲めるんだ…って感じですが。小さすぎて管理上は数えなかったものを飲ませたということなので、幼ブリでもないのでしょう。フォカロル自身は致命傷を負っていたわけではないようです。アドラメレクが雑で相手の生死を厳密に確認しないから助かったとのことです。

続いてこの人

なんとか一命をとりとめたカスピエルとフォカロルでしたが、アドラメレクの手下に追われまたしても絶体絶命でした。そこに現れたのがグラシャラボラス。早馬飛ばして窮地に駆け付け、このあと3人でこのメギドを倒しました。フォカロルとグラシャラボラスが相手の隙を作り、カスピエルが束縛で相手の強化を無効化。相手もヴィータ体ということで、首を切ったか心臓をえぐったか分かりませんが、対ヴィータ用の殺傷術で倒しました。

そして次が一番の驚きと、最大の盛り上がりどころ。

サ ル ガ タ ナ ス !!

これはまったく予想外でした。だからこそこの展開に興奮しました。たまたまコラフ・ラメルにいたとのこと。たまたまとは言ってもウェパルを待っていたのでしょうからある程度は必然的と言えます。アジトから逃れてきた追放メギドたちが集まっているコラフ・ラメルへアドラメレクが攻め込んできたところに、憩いの場を壊すなと言って介入しました。これによってアドラメレクはコラフ・ラメルから退場。建物を包囲するに留まりました。よって店内にいる限りは攻撃されません。

さらにこんなものをアンドラスに渡しました。

携帯フォトンです。これがあればソロモンがいなくてもフォトンを得ることができ、メギドの力を使うことができます。コラフ・ラメルには虫の息となっていたジズやアムドゥスキアスも運び込まれていて、アンドラスはこの二人を諦めるべきと提言しているところでした。この携帯フォトンによって二人だけでなくアンドロマリウスらも回復することができました。

ヒーローはまだまだいます。今度はこの人

とこの人!

誰!?

王都騎士団の伝令係、レイデン!

まずはムルムルです。自分がおとりとなってポータルから見張り役のメギドを引きはがしてくれました。そして逃げた先で追い詰められ、絶体絶命となっていたムルムルをかばい、さらに自らの命をフォトンとしてムルムルに提供したのが一介のNPC、レイデンです。ムルムルはレイデンの命をフォトンとして取り込み、メギド体に変身。ポータルの見張り番だったメギドを倒しました。

そして最後はこの人

携帯フォトンでもちこたえられはしましたが、包囲されたコラフ・ラメルの中で手も足もでないのは変わりません。中にいる限りは安全なのでこのまま籠城してソロモンを待つという選択もありましたが、ハルマ一行が到着する前に打って出るべきだとマルファスが主張します。相手が集結している今ここで迎撃しなければ、再度潜伏されてさらに相手に油断もなくなるからと。結果的にはマルファスの判断が功を奏したわけですが、しかしここで迎え撃つ戦略は無謀以外の何物でもなく、採用すべきではないと思いました。

で、とにかく具体的な策もないまま突撃しようとしていたところ、アムドゥスキアスが何も言わずに先陣切って出て行ってしまいました。そしてアドラメレクの足にしがみついた。その前に回想シーンが入り、アムドゥスキアスがソロモンの召喚を受けた際、彼女の気持ちにソロモンの指輪が反応するというエピソードが紹介されていたのです。このエピソードはここで初めて出たものだと思いますが、私が覚えていないだけでしょうか。もっと前に出ていれば見事な伏線回収だと思いますが、探しても見つかりませんでした。

で、足にしがみついたままアムドゥスキアスが心の中でソロモンを呼び、それに気づいたソロモンが彼女を召喚するとアドラメレクも一緒についてきたのです。アドラメレクは改造幻獣体になりソロモンに挑みますが、メギド体のアスモデウスをも倒しているソロモン一行にこんな半端者がかなうわけありません。

事を終えてソロモンはマルファスを召喚し、コラフ・ラメルの状況を聞きました。残りの純正メギドもマルファスらによって倒されたようです。

これでアジト襲撃については一件落着ですが、問題なのはアンチャーターです。ムルムルに倒された雑魚メギドが(自分の)冥土の土産にこんなことを言っていました。

これはまあ予想通りなんですが、問題はアスモデウスがこれを知っていたのかどうかです。倒すことが起動のトリガーになるのなら逃げたままにしておけばよかった。仮に7体すべて持ち込まれたとしても、最初に持ち込まれたアンチャーターの行方が分からないままであれば大いなるバビロンを発動することはできないし、今回のアンチャーターもソロモンが保護すればよかった。アスモデウスがそれをソロモンに伝えていればそういう対処もできたはずです。なぜ彼女はそれを言わなかったのか。むしろわざとアンチャーターを倒させた?

それともう一つ興味深いセリフがありました。カマエルです。ムルムルについて、ソロモンの召喚を受けているメギドはヴァイガルドでの「滞在許可」を得ている状態でありメギド体になっても護界憲章に抵触しない。これはまあここまでの説明に矛盾しないのですが、不死者たちが召喚前にメギド体で戦ったことの説明がつきません。

私はソロモンの召喚を受けたかどうかではなくヴァイガルドに滞在許可を得たかどうかがポイントだと考えています。ムルムルは確かにソロモンの召喚を受けていますが、その前に彼女は転生メギドです。実はソロモンの召喚を受けなくても大きなフォトンがあればメギド体への変身が可能で、護界憲章によって消されることもないのではないでしょうか。カマエルの説明ではクレーターで蛙体のベレトと戦ったことや、ペルペトゥムで気持ち悪いアスモデウスと戦ったことについて不十分です。この辺はわざとミスリードしているのかな。カマエルが、ではなく運営が。

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