半分、青い

今期の朝ドラ『半分、青い』の雲行きが怪しくなってきました。舞台が岐阜だった頃は楽しめたんですが、東京に来てからだんだんとつまらなくなっています。話が急展開すぎるというか、心理描写が少ないため「なんで?」と思う場面がたくさんあります。

初めの頃は岐阜の素朴さがよく出てて、主役の女の子のあどけなさや明るさに星野源のさわやかな主題歌もあいまってよかったと思います。前期の『わろてんか』は見るに堪えなくなって途中で脱落したため、今回は期待をもって見ていました。ですが東京に来てからどうでしょう。急に正人を好きになったり、かと思ったら律への独占欲で清と喧嘩したり、「あなたいつからそんなこと思ってたの?」と思うことが多いです。正直、鈴愛や律の恋愛に興味ない。漫画がんばりーやって毎日思います。

失恋して律と離れて芸の肥やしができ、やっと漫画に取り組むシーンを期待できるかと思いきや、漫画に打ち込んだ2年がたった10分で過ぎてしまいました。2年の間律に会えなくて寂しかったとしても、そういうシーンがないためこっちの気持ちがついていきません。ドラマの中では律に会えずに2年も経っているけれど、見ている側ではまだ中1日です。もし今後律と再会して「寂しかった」という展開になっても気持ち入っていきませんよ。このまま漫画に打ち込むシーンは見られないのかな。「そこじゃないんだよな描いてほしいところは」というちぐはぐさにモヤモヤする日々です。

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