メギド日記9 6章53

つゆいりです。

6章をモタモタやっているうちに、イベントでついに6章後を描くものが出てしまいました。ネタバレになるから6章やったあとのほうがいいよと警告文がでましたが、急げないのでそのままイベントやりました。そしてたしかに一部のネタバレがありました。もうのんびりやってられません。これからはゲームの時間を削ってブログ書く時間を増やしたいと思います。

さてここから6章53です。ネタバレしていくのでご注意ください。

まずはペルペトゥムです。べリアルとベレトが会話しています。べリアルはここをヴィータの避難所にしたいと言ってましたが、本心は別のところにあるそうです。ここをソロモン王の拠点だとメギドラルに思わせ、敵が拠点攻撃を仕掛けてきたときにはここが標的になるように仕向けたい。ジズRのイベントを読んでしまったのでこれが伏線なのは分かってしまいました。やはりネタバレは1ミリでも避けたいところです。

ところ変わって今度はアジトです。ソロモンがコラフ・ラメルに行ってみたいのだと。先の作戦ではコラフ・ラメルの情報網と知識に助けられましたからね。長が挨拶に行くのは当然でしょう。ウェパルを誘ったら素直に「行く」と返事してました。以前なら行くにしても何かしら理由を付けて「仕方ないわね」と返事してたところです。ヴィータに転生した影響なんでしょうか。

コラフ・ラメルはシバに目を付けられ、監視下に置かれたようです。ただこれはストーリー上の都合なだけだと思います。ここにハルマ一行が出入りできるように。あとでそういうシーンが出てくるのでそう思うわけです。

コラフ・ラメルは組織名のはずですが今では場所を表す言葉にもなっているようです。ソロモンはそこで別動隊だったマスター、シャックス、ラウムに会い、お礼を言いました。ソロモンから褒められ感激するシャックス。

また、バラムがマヨラーだということも判明しました。

と、ここで事態が一変します。

とはいえなぜガブリエルがそれを伝えてくるのか。彼の考えを要約するとこうです。

  1. アンチャーターは起動時に莫大なフォトンを必要とする。
  2. メギドラルではそのフォトンを入手できないからヴァイガルドで起動させるしかない
  3. フォトンは量が増えるほど扱うのに時間を要する。
  4. その時間中、アンチャーターを守る存在が一緒に配置されるはず
  5. 膨大なフォトンの蓄積に反応して幻獣が集まってくる
  6. 幻獣の集結を早期に察知できればアンチャーターの居場所をつかむと同時に起動を阻止できる。

ドラゴンボールで例えれば、悟空が地球のみんなや全宇宙のみんなから元気を集めてる間に悟空を攻撃しようというわけですね。

ソロモンたちだけでなく王都でも「災厄」の予兆をキャッチして疑わしきところへソロモンたちを急派する。外れもあるだろうが繰り返していればいずれ本物に遭遇する。ある程度無駄撃ちになることを承知の上でハルマとメギドが手を組む。

ところでガブリエルがウェパルに対して思わせぶりな態度を示しているんですが、この二人何かありましたかね。奇跡のバランスとは?

場面は再度コラフ・ラメルへ。バラム、マルコシアス、アンドレアルフスという取り合わせです。ここでアンドレアルフスが意味深なことをたくさん言います。

これは意味深どころかもうフラグですね。いずれソロモンがヴィータを相手に戦うことになる。そしてその後和解する。

さらにマルコシアスです。

これもフラグなのでしょうか?

一方アジトではムルムルがポータルを守る王都の兵士と懇意になっているようです。ムルムルは兵士の気持ちに気づいていないようですが、これもフラグなのだとしたらこの兵士の命は…。

再度コラフ・ラメル。今度はバルバトス、モラクス、ウェパルの初期メンバー組です。ここへ来る前、アインマールにいた時にソロモンは既にサルガタナスの想いをウェパルに伝えていました。ウェパルも即座に回答しています。

 

今となってはサルガタナスがこの結論を予測していなかったとは思えません。ウェパルがこう言うことを分かったうえで転生させたような気もします。この後サルガタナスとも再会するはずなのでその時彼女がどんな反応を示すのか楽しみです。

ウェパルはアインマールの友人たちに自分とマナイの関係について話していました。自分はみんなのマナイを消してしまったのだと申し訳なく思うウェパルを、友人たちは、そのまま受け止めてくれました。マナイとしてではなく、ウェパルになったけれど自分たちがこれまで接してきたマナイとウェパルが融合した存在として。

ウェパルはこんなことも言っていました。

この物語のヒロインはウェパルなのかな。

ソロモンやモラクスはまだウェパルが同時代に二人いるわけではないという説明が呑み込めない様子。ざっくり言えば、ウェパルが転生して生きてきた17年は、ウェパルが転生前に過ごした17年とは別の過去。サルガタナスがウェパルの魂を17年前に放流した瞬間から動き始めた別の世界。その二つが、ソロモンたちと転生後のウェパルが出会ったその時につながり、同じ今を共有することになった。というような説明をバルバトスが行いました。で、合ってる??

読む方は「こういう設定なんだな」と思ってやり過ごせますが、設定を作る側は物語にリアリティを持たせるため細部にこだわる必要があり大変ですね。

私も子供の頃、自分が家に一人でいる間、学校のクラスメートは消えてしまってるんじゃないか、ひょっとして目の前のドアの向こうは真っ暗闇で開けている間だけ世界が現れるんじゃないか、なんて考えていました。家がみんなと離れていたので一緒に遊べず、自分以外の人たちが自分の見えないところで一緒に遊んでいるということが受け入れられなかったのかもしれません。

話はまだまだ続きます。この53は興味深い話が目白押しでとても面白いです。

すっかりメギド72軍団の溜まり場となったコラフ・ラメルの酒場。今日もバルバトスが考え事です。なぜゲートはメギドラルとヴァイガルドをつなぐものしかないのか。ハルマニア行のゲートがあることも考えられるが、メギドラルがハルマニアに直接攻め込もうとしないところから推察するとおそらく見つかっていない。それはなぜなのか。

ここにフォラス(学者)とアンドロマリウス(読書家)、マルファス(学生)、プランシィ(学者)が続々と加わります。彼らの考察はこうです。

  • メギドラル、ヴァイガルド、ハルマニアはフォトンという共通物質をエネルギーにして構成されたいわば兄弟のような存在。
  • 管で繋がれたバケツの水が同じ高さになるように、3世界でフォトン総量を共有している。
  • ゆえに多いところ(ヴァイガルド)から少ないところ(メギドラル)へつながる管(ゲート)ばかり発生している。
  • ヴァイガルドから補給され続けているのにメギドラルのフォトンが枯渇し続けているのは、供給量よりも消費量が多いから。
  • メギドラルでフォトンが大量消費され続ける原因は蛆。

ここから重要な仮説が導き出されました。もしメギドラルがフォトンを消費し続けたらどうなるのか。

フォトンを共通基盤とする3世界すべてからフォトンが枯渇する。これは大変重要な仮説です。もしこの仮説が正しければ、大いなるバビロンによってメギドラルがヴァイガルドを取り込んだとしてもフォトンはいずれまた枯渇します。さらにハルマニアを制圧することに成功したとしても、蛆がフォトンをむさぼり続ける限りフォトンの枯渇は時間の問題でしかないのです。つまり蛆が存在する以上この3世界は破滅への道をひた走るのみ。ということは、実はこれはメギドラル対ハルマニアの戦いではなく、蛆対メギド・ハルマ・ヴィータの戦いということになるわけです。もしこの構図を理解させることができれば、メギド72に加勢するメギドも増えることでしょう。というか、純正メギドたちにとってハルマニアやソロモン王と戦う理由がなくなり、蛆との戦いに加勢する理由だけが残るはずなのです。

ソロモンも同じことを考えたようです。

知識欲旺盛なメンバーによる考察はテーマを変えて続きます。今度はなんとこれ。

私が再三にわたって疑問視していた、転生ウェパルの外見についてです。なぜ転生前とは別個体であるマナイの外見を転生前ウェパルと同一視できるのか。

バルバトスは単なる偶然、実は少し違うはずだけど細かいから気づかないだけと主張します。しかしここにいるメンツがそんな大雑把な考察で納得するはずがありません。

フォラスが切り込みます。バルバトスにも一応根拠があるようです。まず友人たちが違和感を示さなかったこと。それはやはりウェパルの目覚め前後でマナイの外見に変化がなかったから。それは元々転生前ウェパルとマナイが似ているとしか考えられない。

フォラスがさらに突っ込みます。しかしここからはマルファスがバルバトスを援護。追放前のヴィータ体に似た個体がそんざいしないことを理由に転生できなかった追放メギドが存在しているのかもしれない。転生できなかったのだからその存在自体を確認できない。しかし確認できないことが存在の否定にはならない。現状ではこの可能性を誰も否定できない。

プランシィが疑問を挟みます。しかしフォラスによれば純正メギドたちはヴィータ体を自由に選らべるわけではなく、いつも同じ姿になってしまうのだと。そして転生後もそれと酷似した姿になるらしい。ブニが転生後のブネを外見で識別できたように。反対に転生メギドがヴァイガルドでメギド体に変身するときの姿はメギド時代のそれと同じものになる。よって異世界とはいえ魂が近い存在がいても不思議ではないとバルバトスは言います。

そしてこれ。この考察にプランシィが畳みかけます。

転生できる見込みがあるから追放された。プランシィはメギドラルが夢見の者を使ってヴァイガルドの状況を把握することが可能だと指摘します。となれば、追放は単なる刑の一種ではなく、何かの意図をもってヴァイガルドへ送り込むための方便と言うことにもなります。これについては追放した側のメギドに直接(力づくで)聞いてみようということになりました。おそらくサルガタナスを指していると考えられます。

話はまだ終わりません。アンチャーター起動の予兆を察知したとしてソロモンが対応しようとしているところ、シバがコラフ・ラメルへやってきました。予兆があるため住民を避難させなければならないが、肝心のアンチャーターもその中に紛れて逃げてしまいます。どうやって逃げ惑う人々の中からアンチャーターを識別するのか。

アスモデウスから聞いたという方法として…、とソロモンが言いかけたところでカマエルが駆け込んできました。なんでも幻獣の群れが街を襲っているとのこと。既に被害も出ており住民はパニック。「災厄」の始まりです。メギド72は幻獣討伐隊とアンチャーター捜索組に分かれて対応します。

士気が高く気持ちが高揚する場面ですが、きっとこの隙を突かれるのでしょう。

これが誰なのか、これから何が起きるのか、残念ながらジズのイベントで先に分かってしまいました。

ともあれ、この6章53は私のような考察好きの人間には非常に面白い回でした。仮説を立て是非を議論して現状で考えうる最適解を導き出す。転生ウェパルの外見についても説明があってよかったです。答えは出てませんが今後の展開が楽しみです。

最後にこれです。

ミルクに炭酸!?

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