2022年9月11日(日) インター3週間

のび太です。

娘がインターナショナルスクールに通い始めて3週間が経ちました。私たち両親もPTA活動に参加したり学校との感覚の違いに慣れない時間を過ごしたりで疲れもあります。娘は毎日家を出るまでは、特に服を着替えるところでまだてこずりますが、家を出てしまえば学校に行くのを楽しみにしているようです。

しかし3週目は学校の音楽がイヤだとか大きなトイレがイヤだと言うようになりました。基本的に大きな音が大嫌いなので、いずれもこれらも音の大きさについて話しているのだと思いますが、まだ正確には言えないようです。しかし体育の中で自分が押されて倒れてしまい、泣いたが、先生がキャッチしてハグしてくれたと細かく話してくれることもありました。英語の語彙は既に増えており、感心しています。

担任の先生からは指示を完璧に理解して対応できていると聞いています。初めのころはサポートしないとみんなの前で話せない状態だったが、徐々に自信をつけてきているともうかがっています。私は学校生活においてここが最も重要だと思っているのですが、みんなの前で自分の考えを話すことができるようになるということは、そのコミュニティ内で自分の居場所を確保しているということの現れでもあるでしょうから、先生がそう言った面で自信をつけさせようとしてくれているのがありがたいです。

意外にも英語をまったく話せない子の割合が高く、日本人家庭以外でも英語でコミュニケーション取れない子の方が多いです。授業の内容はアルファベット一文字とか数字の1~5までとかなので娘には簡単すぎるのですが、今ここで自分が他の子よりできることを自覚してそれを自信にしなければ、せっかく優位性を持って始まった利点を生かせないまま追いつかれてしまいます。他の子が答えられないことでも娘はすべて答えられるはずなので、自発的に手を挙げて発言してみてほしいところです。

子どもたちだけでなく親も英語をまったく話せない人がそこそこいるようです。また、学校では英語だが家庭では日本語という家庭も珍しくないようです。PTAの会合にて両親とも英語を話せない家庭へのサポートはどうなるといった質問が出たりしていました。少なくとも一人は英語話者であることが入学の条件だったはずなのですが、緩いようです。私はまったく話せないというわけではありませんが、娘と同等(今は既に娘に追い抜かれている)であるためネイティブの速さにはついていけません。英会話の時間を取って少しでもましになるように練習しています。

その一環で見たテレビ番組でいい歌に出会いました。”I am not a princess.”という歌なのですが、カントリー調の曲に乗せてアニメーションの女の子が「私はプリンセスじゃない。なんでも自分でできるんだ」と歌います。偶然にも娘もよく”I’m not a princess.”と言っています。その後続くのは”I’m a cat.”なので意味は全然違うんですが、女の子の髪型が娘と同じなのもあって娘が重なりましたし、ないより非英語ネイティブが英語を学ぶ人のマインドがよく浸透している歌だと思いました。使える言語を増やすというのは非常に前向きで向上心を伴うことであるはずだからです。

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